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テーマ:今日のこと★☆(105901)
カテゴリ:原発事故・放射能関連
福島第一原発所長である吉田所長が体調不良のため、所長を退任された話はみなさんご存じだと思います。最悪の状態の時は、協力会社のメンバーを帰し、死も覚悟して奮闘された吉田所長には頭の下がる思いしかありません。
現地を知らない政府、東電本店の指示を時には無視し、現場での最善の策を講じてくれました。12月1日から新しい所長になりますが、廃炉への作業に対し支障が無いことを祈ります。 でも、吉田所長が被ばくによる病気でないか、とても心配です。当然、政府の被ばくとは関係無いという発言は信じていませんので・・・。 仮設住宅の寒さ対策も問題になっていますが、福島県で避難している住民が暮らす応急仮設住宅の一部で、比較的高い放射線量が計測されているそうです。県などは床下に砂利をまいたり、コンクリートを流し込むなどの対策を講じていますが、万全とは言い切れないのが現状です。 浪江町民が住む本宮市の恵向応急仮設住宅で避難生活を送る方の話によると、放射線量を低減するため、県に要望していた仮設住宅の床下にコンクリートを流し込む工事が28日から始まったそうですが、「住民が声を上げて、やっと実現した。行政の対策は遅い」と訴えています。 町が測定した同仮設住宅の高さ1メートルの空間放射線量は毎時0.27マイクロシーベルト前後だそうです。しかし、2カ月前に引っ越してきた方が、仮設住宅内の空間放射線量を測定すると、室内で毎時1マイクロシーベルト以上の場所があり、場所によっては2マイクロシーベルト前後もあったそうです。 原発事故後しばらくは、福島県の中通り(内陸部)が高濃度汚染されていること自体分かっていなかったため、多くの仮設住宅が造成されました。沿岸部から避難してきた住民の方も、まさかこんな遠くまで放射性物質が飛んできているなんて夢にも思わなかったと思います。 避難場所である仮設住宅の放射能対策、除染を行うこと自体、本来異常なことですので、早急な対応を望みます。そもそも室内で毎時1マイクロシーベルト以上ある場所に仮設住宅を建てるなどあってはいけません。 避難された住民の方は大変かもしれませんが、県には仮設住宅の移転、もしくは避難先を変えるなどの検討をお願いします。避難してきた方が安心して暮らせる場所でなければ、仮設住宅など必要ありません。 こちらは、東日本大震災で転校を余儀なくされた子供たちが、全国の法務局などが実施する「子どもの人権SOSミニレター」に、悩みを寄せている記事です。 家族を失った悲しみを吐露する内容もあり、中には「学校でいじめにあっています。『津波で死ねばよかったのに』とまで言われた」などという人としてあるまじき発言をされたお子様もいらっしゃるようです。 福島第一原発事故直後は、東北以外に避難した福島のお子様が放射能汚染による差別で、いじめにあっていると社会現象にもなりましたが、いまだにそのようないじめが横行しているようですね。これでは心のケアは絶対必要です。 子供は配慮を知らない分、時には残酷なことを口走ります。言った側にも悪意は無いのかもしれませんが、親御さんは子供に分かりやすく背景を説明してあげて、いじめをしてはいけないと言ってあげて下さい。 震災、原発事故により、故郷、家、財産、家族を無くした方達は、おそらく必死になって避難してきたはずです。国から費用も支払われず、子供の被ばく低減のためと自主避難された方は苦渋の決断だったと思います。 すべてを捨て去り、新たな生活基盤を構築しようとしている場所で、子供達がいじめに遭うのは絶対許せません。あれだけの震災を目の当たりにし、別の場所、学校で生活するのは、大人より子供の方がはるかにストレスが大きいはずです。 被災地の子供たちが、これ以上要らぬいじめに遭わないようにしてあげて下さい。こんな低レベルの差別が横行する世の中であれば、日本は一度終わった方が良いです。 にほんブログ村 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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