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みっちャん

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2011年12月08日
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明治が製造・販売した乳児用の粉ミルクから放射性セシウムが検出された件について、ちょっと整理してみました。汚染が発覚したのは、福島県二本松市のNPO「TEAM二本松」で、放射性セシウムが検出されたため、明治側に連絡したそうです。


調査は、NPOが自前で購入した簡易型の測定装置を使ったり、検査機関に依頼したりして、ことし10月から先月にかけて行いました。このうち簡易型の測定装置では、今回、無償交換の対象となった「明治ステップ」から1キログラム当たり50ベクレルを超えるセシウムが検出されたということです。


NPO理事長は「赤ちゃんは粉ミルクしか飲めないので、放射性物質が出たことは問題だと思う。基準値以下であっても自分の赤ちゃんには飲ませたくないし、多くの人がゼロだと思っているのではないか。濃度を公表することで選択できるのでこれからも詳しく調べていきたい」と話しています。


これまでも粉ミルクに含まれる放射性物質の検査はしていたようで、明治は3月以降、定期的にサンプリング検査をしてきましたが、全て不検出だったそうです。厚生労働省も7~8月、明治など複数メーカーの粉ミルク25検体を調べましたが不検出でした。基準値超えのセシウムが検出されたコメと同じような対応ですね。


森永は「ドライミルク[はぐくみ]などの乳児用規制値は100ベクレルだそうで、それ以下は出荷されます」という回答だったようです。5~0ベクレルを未検出とし、事故以降5ベクレルを超えた数値は確認されていません。


一番親御さんが心配されている1キロ当たり30・8ベクレルの放射性セシウムを含んだ粉ミルクを飲み続けたときの被曝(ひばく)線量は?という質問には、粉ミルクはお湯で7倍に溶かすため、ミルクにすると1キロ当たり約4ベクレルになり、1歳未満の乳児が4ベクレルのミルクを1年間(1日780ミリリットル換算)飲み続けると、被曝線量は約0・027ミリシーベルトという計算になります。


健康への影響については、日本分析センターの真田哲也グループリーダーによると、「日本人は通常でも、食品中のポロニウム210やカリウム40などにより、食物から年間0・8ミリシーベルト被曝している。乳児も母乳や粉ミルクを通じ自然に被曝しており、その量は、今回の粉ミルクによる被曝線量に比べ、桁違いに多い。今回の粉ミルクの数値なら、飲み続けても問題ない」という見解です。


まだ原発事故前も被ばくしているのだから大丈夫だという学者さんがいらっしゃるのには驚きです。自然放射線などによる被ばくは確かにあります。ただ、自然放射線やカリウムなどの被ばくについては、生まれながらに人間は免疫があると言われています。


簡単に言うと原発事故前から自然界に存在する放射性物質は人体に影響を及ぼす可能性が低いので、被ばくという概念から外して考えると良いかと思います。武田教授もよく仰っていますが、国が法律で定める年1ミリシーベルトには、それらの被ばくは含まれていません。


そう考えると言い方は悪いかもしれませんが、人間に免疫のあるものと無いものの数値だけを比較して、大丈夫ということはおかしなことなのです。受け取り方は個人個人で違いますから、私の思いだと思って聞いていただければと思います。それ以外にも、福島第一原発事故から遠く離れた場所で放射性物質の汚染がよく核実験の影響だとか言われていますが、下のグラフを見て本当にそうだと言えるでしょうか?




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こちらは、3月4月の放射性物質の降下量を表したグラフですが、福島第一原発事故がいかに多くの放射性物質をまき散らしたかが分かります。各国の核実験やチェルノブイリ原発事故の降下量などかわいいものです。それらと比較するのも正直あまり正しいことだとは思えません。


昨日も海外メディアで粉ミルクの汚染が大きく取り上げられている話を書きましたが、やはり暫定基準値の効力が無い外国の対応は厳しいようです。中国では、日本産の粉ミルクについて、昨年4月に日本で発生した口蹄(こうてい)疫や今年の東京電力福島第1原発事故の影響を受けて導入されている輸入禁止措置を現在も継続していることを改めて明らかにしました。


明治の粉ミルク「明治ステップ」の一部から放射性セシウムが検出されたことは、中国各紙でも報道しており、オーストラリアで製造され正規輸入された明治の粉ミルクについては、検疫当局の検査に合格し、「豪州産」と表示しなければならないとなっているようです。


日本国内がかなり異常なので、中国の対応はまともだと思います。今回の件は非常に残念でしたが、この一件で食を扱う企業が暫定基準値以下でも消費者から受け入れられないと、より一層厳しい独自基準の検査を行うことを望みます。


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最終更新日  2012年01月13日 14時05分06秒
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