|
テーマ:今日のこと★☆(105883)
カテゴリ:原発事故・放射能関連
最近、歳をとったせいか日本の偉い人達の言う日本語が理解できなくなりました。福島第1原発事故の収束に向けた工程表のステップ2完了?を受け、野田首相は「事故そのものは収束した」と宣言しました。
「冷温停止状態」の宣言も滑稽なのに、さらに事故収束宣言までするとは、日本のトップはどうかしていますね。現在も放射能を流出し続けている福島第一原発事故が収束など、私だったら口が裂けても言えません。 首相だけかと思ったら、お馬鹿さんはまだ居ました。細野環境相も「燃料の場所がどこにあるにしても、冷却されているという状態」と安全を宣言しました。燃料がどこにあるかも分からず、どのような状況で冷却されているのか、もしくは燃料が原子炉内にとどまっているかもわからない状態で、よくそんなことが言えますね。 さすがにこれでは今まで政府の味方だったマスゴミからも非難や質問が飛び交ったようです。自民党の茂木政調会長も「国民への情報提供は不十分で、様々な混乱を招いてきた。本当に冷温停止状態を迎えたなら歓迎すべきだが、具体的に今どういう状態なのか、我々も示していただいてない」と述べ、政府の情報公開が不足しているなどと批判しました。 公明党の山口代表は「収束に至ったという、(野田)首相の言葉を聞いても、素直に安堵あんど感には結びつかない」と批判、みんなの党の渡辺代表は「冷温停止という言葉がメルトダウン(炉心溶融)までしている原子炉に当てはまるのか問題がある気がする」と指摘しました。どうやら民主党政府以外の日本語は、まだ理解できるようで安心しました。 これでは安心と日本国民の誰もが納得するはずもなく、政府に対しさらに不信感を増すだけです。当然、国外でも国のトップがこんなことを言っては、日本は信頼失墜するばかりです。 いつもは政府と同調している福島県知事でさえ、「事故は収束していない」との認識を示し、野田首相が事故収束に向けた工程表のステップ2終了を宣言して「事故そのものは収束に至った」と述べたことに反論しました。 知事は、原発で処理水の漏れや汚染水が増え続けていることを県民が不安に感じていると説明した上で、ステップ2終了後の具体的な工程を明らかにし、取り組み状況のさらなる情報開示を求めました。 今回は珍しく知事らしい現場よりの発言ですが、原発事故現場からこのような声が上がっては、政府は単独で暴走しているとしか国内外から見られないでしょうね。 中国国営通信新華社は、日本メディアの見方として「宣言は日本政府が国内外に事故対策の進展を示すためのものだ。広範囲の除染や被災者の帰宅など多くの課題を抱え、(日本政府は)社会の批判にさらされるだろう」と指摘し、日本政府の姿勢に疑問を投げ掛けました。 さすがの中国も、今回の日本政府の暴走には恐れをなしているようですね。国内でもおかしいと思うことですから、海外ではさらに異常なことと目に映っていることでしょう。日本政府の馬鹿ぶりを世界に露呈し、日本は今後国際社会で生きていけるのでしょうか? にほんブログ村 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[原発事故・放射能関連] カテゴリの最新記事
|