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みっちャん

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2011年12月24日
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全国的にかなり冷え込んでいますが、今日はクリスマスイブですね。さすがにクリスマスで心が躍るような気分にはなりませんが、子供たちにはプレゼントがもらえるイベント?ですから、全国のサンタさんは頑張りましょう(笑)。おやち”は、クリスマスにかこつけて、飲んだくれるだけですけど・・・。


12月16日に、野田総理が福島第一原発事故に対する収束宣言を出しましたが、未だ溶け落ちた核燃料がどうなっているのかは定かでなく、内外から批判が強まっています。日本は今後何十年も今回の原発事故と向き合っていかなければなりません。つまり、若い世代の方が一番の被害者になるのです。


『放射能と原発のこれから――武田先生、どうしたらいいの?』(武田邦彦/著、KKベストセラーズ/刊)で、原発事故に関して、その若い世代である100人の女子高生を対象に行ったアンケートの結果が掲載されています。


「福島第一原発事故の実態について、メディアの報道はきちんとなされていると思いますか?」という質問に対して、回答者の約9割に及ぶ89人が「きちんと報道されていない」と感じているそうです。また、「福島第一原発事故の実態についての政府の説明はきちんとされていると思いますか?」という質問に対しても全体の9割以上(96人)が「きちんと説明されていない」と答えています。


さらに、「放射線による影響について不安はあるか」という質問にも96%の回答者が「不安がある」と答えており、上記のような政府・マスコミへの不信が、不安感を増大させているともいえる結果となっています。


この結果を聞いて、私はちょっと安心しました。これはおそらく若い世代のテレビ離れも影響しているかもしれません。情報入手はネットが中心で、裏の情報まで簡単に手に入れられる世の中ですから、彼女らは正しい知識を自然に身につけているのでしょう。


しかし残念ながら、老年世代はテレビが情報入手の中心で、すっかり国、メディアに洗脳されてしまっています。人口比率から考えると、高齢化が問題になっている日本は、その老年世代が圧倒的に人口を占めています。しかも、その世代は選挙の投票率も高いですから、どうしても若い世代の思いが政治にも反映されないのです。


東京都知事選に出馬した東国原さんが、まさにその状態でした。20代から40代までは東国原さんがトップでしたが、それ以上の年齢層は石原都知事がトップで、結局投票数により石原都知事が当選しました。どちらが有能な方なのか分かりませんが、実際に世の中を動かしている働き盛りの方の思いは、高齢化社会の日本では、反映されないのが分かります。


つまり、言い換えると、高齢者を味方に付けておけば、若い世代が何を言おうと無視してよいことになります。テレビで安全だ収束したと言い切り、私達があり得ないと思うことでも、高齢者が信じてくれれば、彼らは十分だと思っています。今の日本はそのような異常な状態ですから、若い世代の方も自分達の将来のためだと思い、選挙に参加して、世の中が少しでもまともになるよう頑張って行きましょう。


東電は補償費用が足りないと政府に援助を求めたり、電気料金を値上げしようとしたりと、やりたい放題ですね。補償費用が足りないなら、社員にボーナスをなぜ支給したのでしょうか?彼らは税金を投入してもらっても、今まで通りの立ち振る舞いをしようとしているのでしょうか?トップ層を外部から入れないと、何も変わらないのかもしれませんね。


福島県で、自衛隊が4つの自治体の役場の除染を行った結果、放射線量が8割近く下がった所があった一方で、作業後も1時間当たり4マイクロシーベルトを超えている所があることが分かりました。環境省は「現段階で出来ることはすべてやったので、これが除染効果の現実だと言わざるをえない。除染技術は未確立の部分もあり、効果的な方法の研究をさらに進めたい」と話しています。


つまり、今考えられる除染の方法は全て行ったが、線量の下がらない部分は残ってしまう、または線量が下がっても、人の住むレベルには達しなかったということです。政府は、おそらく除染しました。はい、住めますとしたかったのでしょうが、目に見えない放射能の除染はそんなに甘いものでは無いようですね。


それなのに、南相馬市教育委員会は22日、他校に間借りしている原町区の市立小中学校7校のうち石神地区の3校について、来年2月27日に元の校舎で授業を再開することを決めました。除染が終わり、卒業式や高校受験の日程などから判断したそうです。加えて3月再開予定だった原町三中も3月5日に決定。校舎の修繕を急ぎ、計4校の同時期再開を目指すそうです。


こちらも除染を行ったから大丈夫になったという安易な考えのようですが、こちらのブログを見て下さい。この方は南相馬市の学校や公共的な場所の放射線を丹念に測定されていますが、正直、毎時1μSv以上(高いところでは毎時10μSv以上)の場所に人が生活していること自体おかしいです。


通学路の除染も中途半端な状態で終わっており、お世辞にも除染したという状態ではありません。しかも中途半端な除染(これが限界なのかもしれませんが・・・)を行ったからか、除染を行った場所の線量がまた上昇するということも起きているそうです。


そこまでして、こんな高線量の場所に人を住まわせる必要はありませんし、住ませてはいけません。南相馬市は、当初から除染に積極的でしたが、半年経った今でもこのような状態です。除染の効果はあるかと思いますが、費用対効果を考えると、まだまだ改善の余地はありそうです。個人的には国が費用を負担して避難が現実的だと思うのですが・・・。


まだまだ問題は山積みですが、来年のクリスマスも、子供たちの笑顔を見て迎えられると良いですね。


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最終更新日  2012年01月13日 14時15分17秒
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