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カテゴリ:電脳生活
昔、昔、それはそれは遠い昔…
あちきは飛行気乗りでした… といっても、アーケードでシューティングのゲーマーなだけでしたが… して、ゲーマーの時に培った特技の一つに、一瞬で視界に入る動作物の流れを、一瞬で見切れるというのがあります。 つまり、画面を埋め尽くす弾をかわすあれです この技術を見につけると朝のラッシュは一種のドラマになる。 8:53いつものホームに俺は降り立つ…仕事開始までわずか7分… 一瞬でも気を抜けば始業に間に合わない時間だ… 出し抜けに前方から超遅延弾(電車から降りる人との交差)が飛び始める…絶妙な隙間に機体をねじ込み俺は、エスカレーターというカタパルトに到達する。 加速する俺 そして、カタパルトから発信するとすぐに、多数の前方からの高速弾(新幹線ホームに向かう人の流れ)と、各ホームから上がってくる、交差弾が入り混じる弾幕の中へと放り出される いつもと違い今日はランダムな流れが多い、が、前方からの流れと横からの流れの弾幕が交差するタイミングを計りながら斜めに機体をスライドさせ、さらに改札へと加速させる。 機体ひとつ分の隙間を抜け、改札を出るとそこはさっきとは問題にならない混沌とした弾幕の世界w 一瞬で脳をフル回転させる俺、一瞬たりとも減速させずかわすコースを、瞬時にはじき出しヒラリヒラリと直進する。 ここは、前方からの高速弾と、後方からの高速弾そして、遅延弾の嵐 今、視界に入るものは全て軌跡を描いて数秒後の位置が頭に流れ込む その流れを読みきり空間を見つけては滑り込んでいく、と、そこへ同じ空間を狙うもう一人の飛行気乗り 俺の先を先を行く動きは、同じ空間を把握するもう一人エトランジュ…かなり手ごわい が、一瞬の判断ミスかショートカットしようとしたコースで軽い被弾(接触) すかさずその隙を付き一歩前へ出る…勝った ここから先、被弾しなければ(誰かとぶつかるようなへまをしなければ)完全に俺の勝利だ 8:58俺は母艦へと着艦する… …ピ!… どうやら、今日も生き残ったようだ…朝礼が始まる… ってな具合に、視界に入るもの全ての挙動をつい追ってしまう癖が…抜けない…職業病ってやつかな… ああ、あちょー(By X68000)やりてー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月05日 00時02分17秒
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