|
カテゴリ:旅やマイレージについて
私たちが青春時代というと何やら年寄りめいた言い方だが、昔の若者の娯楽は、深夜放送などラジオを楽しむことだった。それも、AMの民放ラジオ。オールナイトニッポンが深夜放送の代名詞だ。
しかし、1980年代に入りFMの音質の良さが世の中に受け入れられ、FMの番組も少しずつ充実していき、AMオンリーのだけの時代は終焉を迎えた。 そんな中、FMの音質の良さと番組の質の高さ、品の良さ、憧れの海外旅行、 で多くのファンを獲得したのがJALスポンサーのJET STREAM (ジェットストリーム)。(誰が書いたのか、嬉しいことにwikiにはかなり詳しく書いてある。) 私の海外旅行好きは、この番組のせいと言っても過言ではない。 オープニング曲にフランク・プゥルセル・グランド・オーケストラの『ミスター・ロンリー』を使用していることでも知られ、初代機長城達也の低く、素敵な甘い声は、夜の誘い(いざない)へえと導かれる。ここでかかる曲は、イージーリスニングという新たな音楽ジャンルのマーケットを作ったような気がする。 ちなみに、Jetstreamの公式サイトはフラッシュばりばりでめちゃめちゃ格好良い。 CDは私も何枚か持っている。 画像をクリックすると懐かしいあのメロディーを視聴できます。 (インターネットエクスプローラーのみ。fifefoxは対応してません。 ポップアップを一時的に許可を押さないと画面が次に行きません) ところで、本題に入ります。ちょっと前置きが長くなりましたが今回のテーマは、 「音楽を楽しむ」 でした。近年、個人でイヤホンを装着し音楽を楽しむ人が本当に増えました。 機内サービスはどう対応しているのでしょうか? 機内で流している音楽コンテンツの種類やアーティストの質については、 嗜好があるので書きませんが、設備に大きな差を感じるのです。 JALは、専用のヘッドホンを利用します。 ジャックは、2つのプラグを挿す形状のタイプのみとなります。 ANAは、2つのプラグを挿すタイプ+イヤホンタイプ(1プラグ)の両方に対応しています。これは、便利。そして大きなコスト削減に繋がります。 以前にも売上で書いた時の考え方をすれば、 ・マイイヤホンの使用によりヘッドホンの洗浄、減価償却が軽減されるコスト 仮に50円で一機あたり5人いたとすると、 50×5×4×320=32万円 200機あるとすると6400万円です。 一方で、ANAは音楽ファンを取り込むべく新しい有料サービスを開始しました。 まだ沖縄線だけの限定ですが、私もラウンジに設置してある試験機で楽しんでみましたが、音質、画像が最高です。とにかく最先端でかっこいい。 JALのラウンジでもお試し期間がありましたので、JAL内部では導入を検討していたのでしょう。しかし実現していないのでまた、ここでも差がついてしまいました。 ANAサイトによれば、 ANA機内限定映像番組を搭載したiPod*と次世代エンターテイメント「Myvu」を有料レンタルいたします。サングラス型の映像モニター「Myvu」では、iPod*などの動画再生機器と接続することで、目の前に広がるパーソナルなスクリーンで、各種番組をお楽しみいただけます。 詳しくは、こちらから。 最新のテクノロジーをソニーが支え、旅と音楽をジョイントさせます。 私の海外好きを導いたJALとジェットストリーム。 オールドファンのためにも、何とか復権してほしいものです。 ※このブログは、批判が目的ではなく飛行機ファンとして、また利用者の一人としてJAL再生を願って書いています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅やマイレージについて] カテゴリの最新記事
|