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カテゴリ:文化
先週、誕生日に夫から花をもらった。テーブルの上に置いてある花を見て一瞬、何かが違うようなと思いつつも、“Thank you"と嬉しそうに言った。もちろん、花をもらって嬉しいことは嬉しいのだが、ふつう夫が妻にあげる花束のイメージとちょっと違って、それは鉢植えで、しかも菊に似ている花だった。いや、もしかしたら本当に菊の花かもしれない。夫に花の名前を聞いても、
“I don't know” 案の定、花の名前など確認していない。 ただその鉢植えがバスケットの中に入っていたのが気に入って買ったらしい。 私も花の名前など全然わからないのだが、小学生のときに学校で育てた菊の花なら葉っぱの形ぐらいは覚えている。早速花のことに詳しい母に聞いてみようと、デジカメで撮った写真を実家に送って見てもらった。母もその葉の形を見て、「やっぱり菊の一種なんじゃない?」と言う。日本で誕生日に菊の花をもらったら、ちょっとびっくりだよね、と妹。確かに。 花一つとっても文化によって意味が違ってくるものである。ニュージーランドにもプレゼントにふさわしくない花の種類があるのだろうか。念のため調べておこうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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