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犬嫌いだった私が、ひょんなことからシェパードを飼いはじめて2年半が経った。
ひとり娘の弟として我家に迎えることになったのが、よりによってあの警察犬で有名なシェパード!犯人を威嚇し、噛み付いて離さないあの恐ろしいイメージしかないシェパードだなんて想像すらしたことはなかった。 その昔、私が小学生だったウン10年前のこと、体育の授業中1匹の大きな野良犬が校庭に迷い込んできた。確かドッチボールをしていたと思う。もともとあまり犬は好きではなかった私は「イヤだな~!早くどっか行ってくれないかな~!!」と恐る恐るヤツをチラチラ見ていた。すると突然、どこからか石が飛んできてヤツに命中したのだ。その瞬間、「おまえか?」「違う!アタシじゃないってば~!!」目と目でヤツと私の間にバチバチッと火花が走った。「ヤバイ!こいつ絶対アタシが石をぶつけたと思ってやがる!」私は逃げた。足の速さには自信があった。しかし校庭を1周半全力で走ったところでヤツに追いつかれ足をガブリ!! その後のことはよく覚えていない。ただ私の足に残ったヤツの歯形はしばらく消えず、心にはそれ以上に深い傷が残った・・・。-つづく- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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