カテゴリ:シェパード 2
車を降りるとミッキーは久しぶりの河川敷の緑地帯で大喜び。 「こら!ひっぱるな!~!」怒る私の声もミッキーには聞こえない。 すると突然、川からカッパ・・・?ではなく一匹の犬が上がって来た。 しかも馴れ馴れしくミッキーにまとわりついてくる。 野良犬?・・・狂犬病??・・・死ぬ~~??? 「ギャー!!シッシッ!!!」追い払ってもヤツは離れようとしない。 犬嫌いのミッキーは背中の毛を逆立てて逃げ回っているが、まるで背後霊のごとく ピッタリと憑いてくる。 ん? よくよく見るとそのカッパ犬は首輪をしている。しかも毛並みも良い。 肉付きもまあまあだ。柴系のMIXだろうか。まだ若そう・・・。 そうか野良なんかじゃない。このカッパ犬は迷い犬なんだ。 きっと今頃飼い主は必死に探しているに違いない。 ミッキーの散歩に来たはずが、それどころではなくなってしまった。 動物愛護センターや最寄の警察署にまで電話をかけ問い合わせてみたが、どちら にも該当する届出は無いとのこと。 しかもこのまま保護され飼い主が見つからない場合、4日後には処分!? される運命なのだそうだ。 なんだと~!!それならいっそのこと保護などされないほうがマシだ。 「カッパくん、早く家にお帰り!」 つれないミッキーの態度に嫌気がさしたのか、それとも捕獲されるのを恐れたか カッパくんはトボトボと歩き出した。 後から判ったことだが、カッパくんにはやはり飼い主がいた。 しかしアパート住まいのため、常に放し飼いにされているとのこと。 なんだかなぁ・・・。 いずれまた私のようなおせっかいなヤツに通報されて、とっ捕まってしまわない よう祈るしかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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