犬バカ日誌 シェパード編

　ミッキーを我が家の子供として迎え入れた時から娘はお姉ちゃんになった。
それまでいつもひとり寂しく過ごしてきた娘にとって、ミッキーは待望の弟だった。
しかし当初はやんちゃな弟にやられっぱなしで泣いてばかり・・・。
「もうミッキーなんか大キライ！！」と何度泣きながら怒鳴っていたことか。

　寄れば触れば喧嘩して、それでも喧嘩をするたび二人の距離は縮まって、今では
まるで本当の姉弟のようだ。

　娘がサンタさんに手紙を書いていた。
こっそり見てみるとそこには、「サンタさん、私は何も欲しいものはありません。
だからお願いです。私の弟にオモチャをください。」とあった。
なんて優しいお姉ちゃん！
近頃では心成しか顔まで似てきたような気がする。

　今月の２８日でミッキーは３歳になる。
人間の歳に換算するとおよそ２８歳、娘よりずっとお兄ちゃんだ。
でも心はずっと子供のまま、ずっとずーっと娘にとっては大切な弟。

　ふたりとも今のまま、元気で素直にすくすくと成長して欲しいなぁ。