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身振り手振りを交えたインチキ英語で、どうにかこうにかキャサリンのホームスティも
3日目を迎えた。 3日目、4日目(土、日)は学校の休みを利用してキャサリン、娘、娘の友達2人を引き 連れて我が家お得意のディズニーリゾートへ出掛けた。 大和魂を教えにディズニーかよ とも思うが、歴史のある神社仏閣へ連れて行ったところで子供が喜ぶとは思えない。 ディズニーといえばやはり本場はアメリカだが、しかし本場にもシーはないっしょ!? キャサリンはほとんど食事を取らないので日に日にパワーダウンしている。 やっぱ人間は肉を食わにゃダメだんだ!と妙に納得してしまう。 とにかく何でもいいから食って欲しい。 私は「Eat it!」(食え!)が口癖になってしまった。 ところが、あんなにパワーダウンしていたはずの彼女が想像以上にディズニーシーを 満喫しているではないか。 しかも見かけによらず絶叫系アトラクションがお気に入りのようだ。 なかでも特にレイジングスピリッツには何度も乗りたがった。 しかし我が娘は相反して見かけによらず、絶叫系は苦手なためどうしてもキャサリン と一緒に乗る事はできないのだ。 すると来日してからというもの、ほとんど言葉を発することのなかったキャサリンが 初めて娘の名を呼んだ。 そしてどうしても娘に一緒に乗ってくれと手を合わせて懇願するのだ。 そこまでされちゃあイヤとは言えまい。 そうそう!今回ホストファミリーを引き受けるにあたってのメインテーマでもある 〃大和魂〃を教えてやらにゃー! 意を決して娘は大嫌いなレイジングスピリッツに初チャレンジ。 その時の嬉しそうなキャサリンの笑顔を私はずっと忘れない。(娘は大泣き) そんなこんなで1泊2日のディズニー満喫思い出ツアーは、娘とキャサリンの友情を 育むツアーとも相成ったのだった。 そしていよいよ我が家で過ごす最後の日。 学校から帰ると二人は一緒に娘のピアノレッスンに出掛けた。 そしてレッスンが終わると、ピアノ教室の近くにあるデパートでプリクラを撮った。 最後のディナーに私はダメ元で野菜カレーとコールスローサラダを作った。 私はキャサリンに一生懸命、メニューとレシピの説明をした。 カレーの中身には肉はもちろん、ブイヨンも一切使用してはいないこと。 コールスローに入れたレーズンは地場産の干し葡萄でとても美味しいのだと。 私達にとっては、野菜オンリーの味気ないカレーだったがキャサリンは美味しそう に食べてくれた。 しかし美味しい地場産干し葡萄はしっかり残した。 食後は外に出て花火をしばし楽しんだ。 初めての花火にキャサリンはとても喜び、火の付いた花火を両手に持ちクルクルと 体を回転させはしゃぐのだった。 花火が終わると、彼女は急にシュンとして黙々と明日の荷造りを始めた。 私と娘はただただそれを寂しそうに見つめていた・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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