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2008.10.17
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さて、カナダの旅の話から、話がついつい逸れてしまいました。

これからもこうして、あっち行ったりこっち行ったりの日記になるかもしれませんが、どうぞ気長にお付き合いくださると嬉しいです。

 

カナダ、ジャスパー初日は、水上足こぎボートを楽しみました。

そして二日目、午前中カヌー、そして午後はリバーラフティングをする予定!!

ここジャスパーを選んだのも、たくさんのアクティビティが体験できるということがありました。

まずはカヌーをしに、マリーンレイクに~。

 

車を走らせていると、前方に車がたくさん止まっています。

義妹が

「あ!きっとなにか野生動物がいるんじゃない?!」

と、慌てて車を止めました。

みんなの視線の先をたどっていくと…。

 

くま1.jpg

茂みの向こうになにやら、黒いものが見えます。

        くま2.jpg

夢中で、実を食べているようです。

        bear3.jpg

ブラックベアーだ!

        bear4.jpg

あ、動いたよ。

    bear5.jpg

わーこっちに向かってくるーー!

bear6.jpg

と思ったら、また別の茂みで、実を食べ始めましたー。

 

「すごーい!こんなすぐそばで見られるなんて!」

「なんか、可愛い~~♪」

私たち家族も、大興奮!

 

思わず、『サリーのこけももつみ』という絵本が頭に浮かびました。



サリーという女の子がお母さんとこけもも摘みに行ったとき、偶然熊の親子もこけももを食べに来ていました。

 

『サリーのこけももつみ』より

こうしてむしゃむしゃと、夢中になってこけももを食べている絵があるんです。

 

さて、サリーは、お母さんと間違えて母熊の後ろをついて行ってしまって、子熊は人間の母親の後を付いて行ってしまいます。

そしてそれに気づいたとき、お互いに「自分の子じゃない!」「お母さんじゃない!」ってどちらの親子もびっくりして、慌てて・・・。

「私の坊やじゃない!」「私のお母さんじゃない!」

            

でも最後にはちゃんとどちらも、お母さんと子供が会えて、めでたしめでたし・・・というようなお話です。

この絵本を子供に読んでやっていた時は、とても楽しい絵本だけど、本当にこんなふうに、熊とばったり会うなんて、怖すぎる!やっぱり絵本の世界のお話だなぁと思っていたのですが、こうして目の前で夢中になって木の実を食べている熊を見ていると、怖いという気持ちはあまり起こらず、ここなら、本当に絵本のようなこともあり得るかも…☆って思ったのでした。

私たち人間をまったく気にせず、夢中になって実を食べている熊の姿は、本当に可愛くて、つい気を許してしまいそうになりますが・・・。

 

ここでは、至るところに、こんな標識が出ていました。

Bear Warning.jpg

                     「熊に注意!」

     「熊はとても危険な動物です!熊に遭遇したら、車の中にいること!」

 

ということで、私たちももちろん車の中から見てました。

 

でも、こうして本当はすごく危険なはずの熊が、私たち人間をまったく気にせず、無邪気に木の実を食べたり、それを私たち人間が、こんなにすぐ近くで見ることができるのは、まさにカナダやアメリカでは、熊や、そのほかの野生動物と共生していくために、様々な工夫や努力をしているからです。

keep bears wild!

これは大きな蓋つきのゴミ箱に貼ってあったステッカーです。

"Keep bears wild!"

「熊を保護するために、ゴミはこのごみ箱へ入れましょう。」

自然の生態系を壊さないように、人間は熊や野生動物に餌を与えてはいけないし、人間が食べ残したものなどは必ず持ち帰るなり、きちんと指定されたごみ箱に捨てる。

人間がマナーを守らなければ、この美しい大自然、そして野生動物たちを守ることはできないのだということを考えさせられたのでした。

 

さて、このあとも、珍しい野生動物たちとの出会いがありましたよ♪

お楽しみに~♪
 


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Last updated  2008.10.24 17:56:44



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