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カテゴリ:雑感
多聞と聞いて、ポン酒を想起するのは古い?(笑)
* 一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。 少年と犬 [ 馳 星周 ] 感動した✨一匹の犬(多聞)と関わった人々の岐路を描く連作。動物が主人公の場合、擬人化して言葉を話させるのも可能でむしろ簡単だろうけど、本作の犬(多聞)は言葉を話さない。だが、不思議と犬の強い意志と人を慮る言葉が伝わってきた。勿論、犬の言葉を想像した人が独白する場面を含めてだけど⒲多聞は様々な情況にある人々と短い期間関わり、その人の人生の変転を一緒に過ごす。やがて潮時になり立ち去るのだが、それは別の明確な目的があったからだ。納得の直木賞!馳星周は初読みだったが他の作品も是非読みたい。未読の方にもお薦め。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/08/06 07:11:48 AM
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