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カテゴリ:雑感
自分は大丈夫だろう。という「生存者バイアス」という言葉を想起しました。
一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。 ワンダフル・ライフ [ 丸山正樹 ] 自分の無知さと理解の無さを思い知った。「重度障がいとその介護」がテーマで、到底生成AI等では解説できない繊細で赤裸々な心情が言語化されている。障がいも人それぞれでその介護も様々なバリエーションがある。特に後発的な障がいに対してはケースワーカーの存在が重要で、本人が自分の障がいと生涯を受け入れることの過酷さを知った。読んでいて混乱したが、4つの登場人物のセットによって巧みに構成されている。それがある種の叙述ミステリーとなっているので、映像より小説で堪能する作品だと思う。丸山正樹の他の作品も読んでみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/09/10 07:13:38 AM
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