奥深い
おはようございます。今朝も爽やかです。一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。サラは銀の涙を探しに [ 橋本 長道 ]天才棋士サラの登場により奥深い将棋の世界を描いた希有な作品”サラの柔らかな香車”の第2弾。多くのタイトルを取り華々しいデビューを遂げたサラも、その後陰りが見え、最後に一つ残ったタイトル防衛戦を前に「銀の涙を探しに…」と一言残し、突如行方を晦ました。彼女にいったい何が起こったのか?心を持たないコンピュータと何かの為に勝つという意思を持った人間との対決が凄かった。人生の全てを将棋に捧げる棋士たちの姿に胸が熱くなる。歴史を築いてきた将棋の今の姿を見事に小説へと昇華している作品だと思う。サラに会いたくなった(笑)