雨の日に
明日から4連休です。コロナ禍の世の中を俯瞰すれば喜べないけど。一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。雨の日のきみに恋をして [ 松尾由美 ]渉は海外赴任する叔母のマンションに、二匹の猫と一緒に住むことになった。ある雨の日、佇む二匹の視線の先、リビングの何も無い辺りから若い女性の声を聞く。彼女と会話ができる事を知られてしまった渉は、彼女(千波)が自殺に見せかけられ殺されたことが納得できず現れる幽霊であると打ち明けられる。最初は声だけだった存在が、膝下、下半身、肩から下という風に、真相が明らかになる毎に徐々に視えてくる。真相究明に奔走する渉が完全な姿を見たいと、千波に惹かれていくのが切なかった。雨の日に読みたいラブストーリー。けど、寒くなるかもw