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今月の2日に祖母の四十九日と納骨式を無事終える事ができました。
その間は、ほぼ毎日読経していましたし何かの度に祖母の顔や思い出が蘇ってきました。その中でも特に感じた事は、改めて祖母の愛情の大きさです。 私は毎日仕事から帰ると家内が晩飯を作っている間、息子を膝の上にのせて「大きくなぁれ!」と言いながら全身を擦るのですが、この時は本当に大きく男らしく育ってほしいであるとか、健康にいてほしいとか「親」として様々な感情を抱きながら全身を擦りまくります。息子は嬉しそうにキャッキャッとはしゃいでいます。 この行動は私が毎日当たり前のように行っている行動です。が、私が幼少の頃にも全く同じ事を祖母が時々してくれた記憶が甦ってきて祖母は私の事をこんな風に思ってくれていたのかと思うと涙が出そうになりました。 また、このG.W中は祖母の銀行口座等の解約などを行ったのですが、私はあくまで「孫」ですので祖母の戸籍謄本などが必要となり町役場や市役所などを奔走したのですが、その戸籍謄本を見てみると祖母の両親もどうやら離婚して、祖母は母方の祖父母に育てられたようなのです。今でこそ離婚はそう珍しくもありませんが、大正時代となると世間の風当たりなども相当だったのではと思います。 しかしながら、祖母が幼少期に祖父母に引き取られていたのを知り、だから、全く同じ境遇になった私を一生懸命育ててくれたのかと納得しました。 まだまだ、これからも事ある度に祖母の事は思い出すでしょうし感謝し続けていくと思います。 そして、その「思い出す」「感謝する」事が祖母への一番の供養なのだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.05.05 23:11:38
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