人間には芽と花がある。

仮に、ドラゴンボールが7個集まったとする。


そして神龍（シェンロン）に
「東京23区のうちオマエの好きな区を一つだけやろう」
と言われたとする。

そしたらおれは迷わず
「千代田区をくーだーさーい」
と言う。


千代田区は、
道が広い。
かなりの電線が地中化されてる。
23区中居住人口が最も少ない。
天皇が住んでる。総理が住んでる。
国会がある省庁がある。
本屋が死ぬほどある。
萌え萌え秋葉原がある。


いろんな意味で日本の中枢。


吉野屋で「並盛、千代田区で」といえばきっと
「並盛つゆだく」の牛丼がでてくる（それは聞き間違い）。

仮に他の22区が水没しても
千代田区さえあれば日本は滅びないと思う。

だから本当の温暖化対策はクールビズなんかではなく、
高尾山をゴリゴリ削って
千代田区全体をモッコリ盛り土して高台にしておくべきだと思う。

さすれば西暦3000年の日本は千代田区が
モッコリひょうたん島として生き残ることになるだろう。


えっと。なんだっけ。



あーそうそう千代田区はそれほどナイスダヨーってこと。
さらにナポなのは、
日本初の歩きタバコ禁止条例が施行されてるということ。
※（ナポ＝「ナイスなポイント」の略）←ハァ？


その看板が道路によく置いてある。

「マナーからルールへ」

という歩行者禁煙の看板。



これって逆じゃないかなーと思ってた。
「ルールからマナー」じゃないかなあって。
何を訴えたいんだろう？

「今までルールだったけど、もう根付いてきたから、
マナーとして守っていこうよ」

ってさ、この条例がなくなったときに言えばいいじゃんって。


条例ができたってことを言いたいんだったら
抽象的なキャッチコピーつけるより
事務的に「歩きタバコは条例で禁止されています」
って書いてくれたほうがわかりやすいんじゃないかなあと。


・・・そう思ってたら最近、看板が新しくなった。


「マナーからルールへ。そしてマナーへ」


(ﾉﾟ０ﾟ)ﾉ！！


えー？戻った！
マナーに戻ったよ！




でもまた戻ったらどうしよう？


「マナーからルールへ。そしてマナーへ。やはりルールへ」

どっちだよ、みたいな。


「マナーからルールへ。そしてマナーへ。やはりルールへ。
しかしながらそこらへんはチョメチョメで」


あやしー！！
苦情くるね。こんなんだったら。



「マナーからルールへ。あ、そこらへんテキトーに座って。
散らかってて悪いね。飲み物…麦茶でいい？」


あ、すまん、麦茶で、いい。



「マナーからルールへ。そしてマナーへ。おすぎからピーコへ。そしておすぎへ」


そしてピーコへ。


というわけでお堅いお役所が
絶妙なギャグセンスを身に着け始めたらどうしましょう。
ちょっと面白い世の中になるんじゃないかしら。

ただ、スベッたら激しくツッコミ入るな。

オマエは税金泥棒かオマエは税金泥棒か
オマエは税金泥棒かオマエは税金泥棒か

オ・マ・エ・は・税・金・泥・棒・かッ！！


そういう意味ではやっぱ「笑い」は堅いところに
あるから威力を発揮するんだと思う。

葬式でブリッと屁を炸裂させるとか、
避難訓練で超速ヒゲダンスを連発しながら逃げるとか。

そういうの「緊迫の中の笑い」が大好きです。
ギャップがいいんです。

たとえば辞書で「金閣寺」を調べると、
すぐ隣に「きんかくし」がある。

このギャップがナポ。



えー、だんだん何を言いたいのか分からなくなって来たので
そろそろ終わりにします（´△｀）



とりあえず、

【役所広司は千代田区役所の職員だったから「役所」広司】

ってとことだけは知っといて損はないと思います。

尾張