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Once in a Blue Moon

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2008年09月08日
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カテゴリ:お話し
 

小学校からの友達が入院して早や40日DVC00063.JPG

その間に、そいつの親父が死んだ・・・

以前、そいつのお袋も私の病院で亡くなった

 

幼なじみは、手術を受け

まだ、完治していない

 

独りで病室にいると

検査やリハビリの時間を除き

24時間全てが自分の自由時間となる

それが、入院すると言うことなのか

 

時間がたっぷり有ると言うことは

色々なことを考えてしまう

好につけ 悪しきにつけ

 

自分の手術は成功したのか

この痛みは、何の所為なのか

自分の人生はこれから幸せに向かうのか

両親はこんなに辛い思いをしていたのに

自分は何も気付いていなかったのではないのか

自分は・・・

 

人は孤独感を感じ始めると

良くない想像を巡らせるような気がする

 

そして、そのような時

自分の本心を話せる相手が必要なのだと思う

 

人は話しをすることで

自分の思考を整理することができる

すると

心が落着き、課題を乗り越えることができる

 

それが、できなければ

ただ、愚痴を吐くだけで

その場で、狼狽えることを繰り返してしまう

 

ただ、悲しいかな・・・

その担い手は、医療現場には少なすぎる

正直、そこまで、手には負えないと感じる

 

友達は、私にこう言った

両親の生活を一生懸命に面倒看てきた

食事の世話、通院、家の管理・・・

 

しかし、そこに・・・

足りなかったものがあるような気がする

それは・・・

『話し相手になること』

 

私と話していると

少し腰の痛みが楽になる

気持ちが紛れるような気がする

 

彼も自分の仕事を持ち

両親の世話をし

色々な課題と葛藤し

孤独と戦ってきたのだと思う

 

失った物も大きいかも知れないが

得たもの大きいと感じて欲しい 

 

助けているようで

教えられているような

人とは、偉大なものだと改めて感じる 今日この頃






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Last updated  2008年09月08日 20時27分03秒
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