『総本山善通寺』へ… (1)
深夜明け。 四国霊場八十八ヶ所の第七十五番札所『総本山善通寺』へ行って来ました。 ここは、弘法大師が御誕生の地に自ら建立したお寺です。 総面積約45,000m2の広大な境内は、 「伽藍」と称される東院、「誕生院」と称される西院の二院に分かれています。 車を、東院の南に着けました。 『南大門』で、一礼して入ります。 2/21.22の“大会陽”の提灯がまだ残っていますね… 入ってすぐ右手の『五重塔』は総欅造で総高45mあります。 ここも“大会陽”の五色と紅白の垂れ幕がそのまま残っていました。 “大会陽”の行事。 「稲穂投げ」は、五重塔から投下される束ねられた千数百本の稲穂と大小の餅を 競って拾う行事で、毎年1万人近い人が伽藍境内を埋めるそうです。 「はだか祭り」は、すべてサラシの六尺一本のハダカがきまり。 五重塔から待望の「宝木」が、総本山善通寺法主猊下の御手から投下され、 肉弾相打つ「宝木」の争奪戦です。 (下は、帰りに南大門から撮影) 真直ぐ進むと突き当りが『金堂(本堂)』です。 やはり、五色の垂れ幕が張ってあります。 建物が小さいとお思いでしょうが、 お参りに行くと、垂れ幕はずっと頭の上にあって、全く気にはなりません。 屋根には、鳩が一杯いますね。 直ぐ横の広場で、女の子が鳩にえさをあげていました。 深夜明けで、アップしている途中に寝てしまって、今になりました。 この後、『お大師堂』へ向かいます。