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2005年01月17日
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カテゴリ:子供のこと
今日は我が愛する息子の3歳の誕生日。

夜中の3時過ぎに破水して、今頃は病院(年齢の
事もあり総合病院だった)のベッドで朝食を食べて
いた頃かな(手配が間に合わず、産科用ではなく
普通の地味な食事だった)。

予定日は1月31日だったので、当然陣痛は起きて
いないため促進剤を投与され、時々起こる痛みに
「これが陣痛というものか」なんて、気楽に思って
いたが、朝いち来てくれた先生が「笑って話せてる
ようじゃ、まだまだだな」と言っていた意味を
後々知る事になる。

この先生、結構若い男の先生で、クールというか
ちょっとさめた感じのある先生だった。

内診がとてもとても苦手な私は、この先生から
「そんなんじゃ自然分娩は無理ですよ」と
冷ややかに言われた事がある。

さてさて・・・
それから数時間してもなかなか本格的な陣痛が
つかず、かといって破水しているので今日中には
産まないとと言う事で、「このまま陣痛がつかな
かったら帝王切開します」と言われちょっと不安
になっていたが、主人が仕事を終え駆けつけて
くれた7時頃には、これが陣痛というものか~という
痛みが波のように押し寄せては治まって・・・。

そんな繰り返しがしばらく続いた後、私より一足後に
来ていたもう一人のママと並んで分娩台の上に居た。

「痛~い、ひぃ~、助けて~」結構ダイナミックに声を
あげる隣のママに先生も助産婦さんもかかりっきりに
なり、私は何と主人のリード(ヒ、ヒ、フってやつ)で
痛み逃しをやっていた。

たった数度、講義を受けただけなのに良く覚えていたなぁ
と本当にびっくりした。

当然その時はそんな感心をしてる余裕もなかったが、先生
も助産婦さんも主人のリードぶりに安心していたようで
ほとんど子供が産まれる直前まで主人に任せっきリだった
ので私は正直、不安でたまらなかったんだけどね(^^;)。

そうして・・・
分娩台に上がってから2時間ほどだったか、午後9時48分
に元気な男の子が誕生してくれた。

先生に「自然分娩は無理」と言われた時、絶対に頑張って
その言葉見返してやる!とか思っていたけど、子供の誕生
という感動の中で私は先生に「ありがとうございます。
ありがとうございます」とひたすらお礼を言っていた。
(なんか書いててウルウルしてきてしまったわ)

翌朝、病室に運ばれた食事に、1枚のメッセージカード
が添えられていた。

「おめでとうございます。ご主人と力を合わせての
とても静かなお産でした。」

感動の涙が一気に溢れてきた。

愛すべき素敵な子供を授けていただき、
本当にありがとうございます(感涙)。





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最終更新日  2005年01月17日 08時28分26秒
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