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姉からFAXが来た。
「家の事とか色々大変な中、良い話じゃないんだけど・・・」 と前置きがあった。 父の事だった。 自分の親の事ながら恥ずかしい話だが、父という人間は 元々人の言う事を素直に聞かない、適当な事を言っては その場逃れをする様なところがあった。 「やめて」と言う事を嫌がらせの様に続けたり 「こうして」と言う事を嫌がらせの様にしなかったり・・・ 姉は早くに結婚して家を出て、妹も仕事の都合で 県外に出て1人暮ししていたため、独身時代には 唯一ずっと両親と共に過ごしていた私は父が何か 仕出かすにつけ、母を可愛そうに思い、そんな父に 怒りをぶつけ続けていた。 そんな父の本来の性格がネックになってしまった部分が なかったとは絶対に言いきれないが、やはり家族の誰もが もっと早くに・・・と後悔している。 「アルツハイマー」との診断だったが、既に薬の効果は 期待できないところまで症状は進んでいるという話だった。 姉は、「母の話を聞いてやって母の心の支えになって あげる事が一番大切だから」と言ってくれた。 遠く離れて何もできない妹に対しての姉の優しさが 本当にありがたい。 でも、きっと母も今までの大変だった色々を心配かける だけだからと私の耳に極力入れないように気遣ってくれて きたように、姉もまた、色んな大変な思いをしても私に は心配かけまいと頑張ってくれるに違いない。 遠く離れてるってだけで、甘えっぱなし・・・ 私にできる事ってなにもないのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月14日 08時09分33秒
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