ｎaspa

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• 日本に帰ります

  明日の昼過ぎにこっちを出発するわけだが全く実感がない。日本に旅行に行くくらいにしか感じない。今日はなんとなく8時頃に目が覚める。暇なので日本に持って帰る荷物のシミュレーションをする。重量制限20キロは問題なくクリアしているはずだ。なんといっても日本にはほとんど何も持ち帰らない。一箱の荷物も郵送していない。我ながらなんという潔さ。したがって、このブログを見てくださった方々へのおみやげはないと思っていただきたい。あしからず。12時から、中村俊輔が出場している試合の再放送を見た。こっちに来てから、海外で活躍する日本人は無条件で尊敬に値すると思うようになった。実況が「ナカムラ」を連呼する。誇らしい気分になる。いま、最後のブログなのにとてもダラダラしてとてもつまらないことに気付いた。最後の日なのに、「ルーマニアよ！ありがとう！」「みんな日本でまたよろしく！」とかいう気分に全然なってない。最終回になって突然そういう傾向のブログになるのも変だしいいや。今日までこのブログを読んでくださった方の中には毎日のルーマニアおふざけ日記のように思われた方もいらっしゃるでしょう。しかし、実は9割は演出が加えられていて本当のところは喜び、苦悩、怒り、混乱、葛藤、涙の毎日だったのです。それらは僕が独り占めするものなのでブログなんぞでは明かせません。もったいなくて明かせるわけがありません。というわけで、特におもしろいことも感動的なことも書けませんでしたが、これでブログを終了します。「ルーマニアよ！ありがとう！」「みんな日本に帰ったらよろしく！」

  2008.03.26

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• おそらくラスト2回

  おひさしぶりです。12日だか13日以来の更新。13日、自分の任地からの出発前夜、配属施設において全額私の出資による「さよなら、ありがとうパーティ」開催。子供達へのプレゼントを含め相当な出費となる。小さな子達も平日なのにパジャマ姿で歌い、踊った。興奮で寝付けなかったんじゃなかろうか。ありがとう、Centru de plasament Negru Vodaのみんな。翌日首都へ上京し、隊員主催のお別れ会。私の挨拶でどれだけの人が涙したことか。ありがとう、隊員、スタッフ。その後は10日間ほど国内を旅した。ルーマニアの風景も見納めとなるので移動中はできるだけ外を眺めていようと思っていた。総移動時間は電車、バス、ヒッチハイク、馬車等で裕に40時間はあったが、ほとんど眠ってしまった。明後日の昼、日本へ向けて出発だ。ドイツのミュンヘンを経て、28日のAM11:00に日本到着である。というわけで、おそらく明日がこのブログの最終回になるだろう。乞うご期待。

  2008.03.25

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• 私物をあげた

  明後日の離任地を控え、今日は部屋にあった不用品を施設に運んだ。何も日本に持って帰らないという決断をしたので、ほとんどの私物を子どもや職員にあげることにした。子どもたちに服を選ばせたら、アディダスとかプーマとかスポーツブランド物が即消えた。スポーツブランドはモード最前線だ。「いや、実はこのＴシャツのほうが全然高いんだけど？」とか言ってもスポーツブランドのロゴが入っていなければ見向きもされなかった。それから襟のついたシャツ類はまったく持っていかれなかった。襟がついている＝ダサいおっさんっぽいと中高生に言われた。おっさん扱いしやがって…

  2008.03.11

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• なんと

  仕事熱心な僕は日曜も職場に来た。そして、一生懸命ブログを書いた。8日は女性の日ということは既に以前の日記で書いた。なんとうちの街が存在するモルドバ地方だけ3月9日が男性の日だということが一人のおばさん指導員の証言により発覚した。前日に花をあげたのが功を奏したらしい。「ムチェニチ」とかいうパンをもらった。厨房で作ったもので温かくおいしかった。正直、ルーマニアで食べたパンで一番だったと思う。

  2008.03.10

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• 任地での最後の週末

  今週末は任地で最後の週末だ。これまでの週末とまったく変わりない。気がついたら自分の街の写真をほとんど撮ったことがない。というわけで朝からカメラを持って街をうろついた。今となっては何が日本と違っておもしろいのかわからない。着いたばかりのときは何もかもが物珍しかったのに。一応、市場や教会にも行ってみた。市場で見知らぬおっさんに「日本人、犬食えよ。」と言われたので心の中で思い切り舌を「べーッ」っと出してやった。「日本人は犬食べるの？」って質問なら「食べないよ」って答えるのに。しかし、あのおっさん俺が日本人ってわかっただけすごいな。それだけは褒める。というわけで、最後の週末も特にこれといって何もなくごくごく平和でした。※久しぶりの写真はルーマニアの一般的な風景

  2008.03.09

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• 社会派ブログ

  今日から、職員がところかまわず喫煙するのが禁止された。今まではたとえ子どもたちの部屋であってもプカプカしてたのだ。信じられないことに子どもたちもプカプカ吸うのだ。っていうか職員と子どもが一緒になって吸ってる。こちらでは一応18歳から喫煙が認められているが、小学生が喫煙していることは全然珍しくない。学校の校門で一服している中高生がむちゃくちゃいる。日本では到底信じられないだろうが、施設の子どもたちがタバコを欲しがると、職員は普通に彼等に分け与える。しかも、施設の床に普通に灰を落とすし、吸殻を普通につぶす。つぶすならまだいい。まだ火の点いている吸殻をポーイと窓から投げる。大人もやるので、子どももやる。非喫煙者日本人が子どもたちに「それはいけない」と説いても効果があるわけがない。知っているルーマニア人で子どもの喫煙を防ごうとしているのは近くの商店で働く一人のおばちゃんくらいだ。でも、その店はタバコをばら売りするという、違法と思われる販売方法をとっている。しかも、そのおばちゃんも苦言を呈すものの結局売る。そんな中でうちの施設は、今日からところかまわず喫煙できないことになった。これはすごいことだ。今日のブログは一切ふざけていない。これもすごいことだ。

  2008.03.06

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• 3月

  3月は男性にはありがたくない。3月1日は春の到来を祝って男性が女性に花などを贈り、3月8日は女性の日を祝って男性が女性に花などを贈る。去年は日頃世話になっている厨房のおばさんらに折り紙で花を作った。日本人パワーを存分に発揮した。今年はそのパワーの効果も薄まり、すでに飽きられているので忘れてたフリでごまかそうと企んでいた。が、街中が花屋や露店で賑わいすぎていたため忘れてたフリは困難だった。仕方ないから少しだけ買って職場に持っていった。2月にバレンタインデー、3月にこの2回の祝日。この短期間にどれだけ女性にプレゼントを渡すんだ。12月まで遡ればクリスマスがあって、4ヶ月のうちに3回だ。もし家族や恋人に1月生まれの女性がいようものならお祝いの価値も廃れるくらいプレゼントラッシュだ。実は4月1日は男性の日である。ところが、エイプリルフールのほうが存在感が強く、男性の日は残念ながら重要ではない。悲しい。

  2008.03.03

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• 感慨深げに

  施設にコステルという19歳男子がいる。以前は超のつく生意気で何度腹立たしい思いをしたことか。しかし、彼も最近はすっかり大人になった。ナルシストっぷりは健在だが好青年へと成長している。昨日、彼と少し話をした。コ：「もう少しで帰るんだってね。」俺：「そうなんだ。もう1ヶ月もないよ。」コ：「寂しくなるね。」俺：「そうだね。」コ：「中国はいいところかい?」俺：「･･･??（ああ、間違ったんだな。よくあることだ）　　　やっぱり生まれた国だし、俺にとってはいいところだよ」コ：「そうだよね。中国でどんな仕事するの？」俺：「（んん??ま、2回くらい間違うことあるよ）　　　『日本』に帰ったら探さないとね。」コ：「中国はけっこういい給料もらえるの？」俺：「コステル･･･、さっきから中国中国って言ってるけど･･･　　　俺･･･日本人･･･」コ：「え?そうだっけ??」俺：「俺が2年前に来たときに君はすでにここにてけっこう長い付き合いだし･･･　　　俺たちけっこう話したよね･･･何十回も日本って言った気が･･･」2年間の活動が幻に思えてきた。

  2008.02.28

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• 調査

  先週のはじめは最低気温が－10℃くらいだったのに昨日は2時頃の気温が17℃だった。一週間で2ヶ月くらいが過ぎた感じだ。さて、2年間ずっと不思議に思ってることがある。バスに乗車するとなぜ6割～7割方(とても)太ったおばさんが隣に座ってくるのか。私は先週いっぱいその調査に明け暮れた。先週バスに乗った回数17回うち、太ったおばさんが隣に座った回数11回。それ以外はおっさん、ご老人。若い人が隣に座った回数ゼロ。※太ったおばさんの定義は適当。決して若い人がバスに乗車していなわけではない。決して全人口の6割が太ったおばさんではない。太ったおばさんは好んで俺の隣に座っているのか。それ以外の人はなぜ俺の隣にあまり座らないのか。なんか切ないデータだ。調査は打ち切りです。

  2008.02.25

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• おねだりしよう

  なんか先週くらいからすごい寒い。1月の暖かさはいったい何だったんだ。先日、5歳のアレックスとフロリンが僕のところへやってきて、我々の部屋に貼ってある車のカレンダーが欲しいと言った。ちょうど2月の車がとてもかっこいいらしい。彼らは車のポスター部分が欲しいのだ。その月が終わってしまえば必要ないからあげてもいい。「カタリンさんが持ってきたから、彼に相談してみよう」ってことにし、二人と一緒にカタリンにお願いした。家庭では一人の娘の父であるカタリン。このうえない笑顔で子供のお願いを聞いていた。まさに父親の顔である。もじもじする二人がかわいい。カタリンは「わかった、わかった」と了解した。僕はカタリンに「１月はもう必要ないんだし、彼らにあげちゃうよ？」って言った。あんなに笑顔で子供のお願いを聞いていたんだから当然問題ないだろうと思っていたら「ダメだ!!１月は俺がとても気に入っている！あげられない!!」と強い語気で言われた。えぇぇ!!!!どうせ使わないじゃん!もう終わった月のカレンダーじゃん!!あんた40近い大人じゃん!!!

  2008.02.18

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• パーティかぁ･･･はぁ。

  この街を離れるまでちょうど残り１ヵ月。寂しくなるのでこっそり離れたいと思っていた。予想以上に敏感に同僚や子供たちが別れのことを気にかけている。ちょっと嬉しかった。「帰るときはお別れ会だね。」「施設で一晩中歌って、踊って、語ろうね。」お別れ会なんて開かれたら泣いちゃうかもなぁ、なんて想像してみたりする。思えば子供たちも2年ですっかり成長したなぁ。って感慨にふけったりするときに限って「えぇ！」ってことを言ってくれる。この調子ならてっきり俺は招かれるほうだろうと思っていた。ところがマリウスが「パーティ“やってくれる”んだよね？」って訊いてきた。??･･･まさか･･･「カタリン、やっぱり俺が金出すのかな･･･？」恐る恐る尋ねた。「ヨシ、そりゃ愚問だろ。」総支出は一体いくらになるんだ。50人も子供がいる施設で一晩中パーティをするための資金を出し、おまけに職員を含め多くが俺のパソコンやらカメラやら何もかもを狙っている。今晩にでも夜逃げしたい。

  2008.02.14

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• 動画アップ

  施設の子どもとインターネットして遊んでて自分たちの名前やら施設を検索にかけたらどうなるかやってみた。そうしたら、自分の名前でなぜかYoutubeの動画にたどり着いた。おそるおそる見てみたら、一昨年に施設の男子を連れてプールに行ったときの様子がアップされていた。動画をアップしたのは施設のスーパーナルシスト男子18歳ダニーだった。ダニーはYoutubeにアカウントを持ち、自分と施設の男子達の動画をアップしていた。ある男子はトイレで大の用をしているところを襲われ動画をアップされている。無法地帯だ。マリウス、どうにかしろ！お前はコンピュータ教える係りだろうが！俺に怒られてすねてる場合か！ボケ！！

  2008.02.12

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• 提言

  行かないと思ってたダイソーに行ってみた。看板には「DAISO JAPAN」と思いっきり書いていた。しかし、先日ダイソーの入っているスーパーマーケットに行ったカタリンは「日本の店？まったく知らんかった。」と言っていたので、客がどのくらい日本の店と認識しているかは不明である。店員のエプロンには日本語で「ザ･ダイソー　いらっしゃいませ」と書いてあった。店内は完全に日本のダイソーと一緒。どの商品も日本語表記だ。こんなに日本を感じる空間はまさに2年ぶりだ。だから、どんなに気の利いた便利な商品でも袋から外見を見ただけじゃ何のための商品かは、この街では自分くらいしかわからないだろう。でも、どれもこれも自分にとっては魅力的な商品ばかりだった。もっと早くから店があったらどんなに便利な生活だっただろう。どんなに甘えた生活ができただろう・・・。店内でルーマニアじゃ売れないだろうって商品が山ほどあった。ダイソーに提言したいくらいだ。まず、黒のボールペンはあまり必要ない。通常使われる青ボールペンが足りなすぎる。次にBOXティッシュ関係の備品はほとんど買わないだろう。ボックスティッシュを使ってるところを見たことがない（売ってるけど）。カーナビの液晶保護シートとか全然ダメだと思う。カーナビを見たことがない。それから、日本では最高に便利なお米がくっつかないしゃもじ。お米はあまり食べないばかりではなく食べたとしても水分たっぷり油たっぷり含んだご飯を作るためしゃもじにご飯はくっつかない。まだまだたくさんあったけど以上。

  2008.02.11

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• バカにつける薬をください

  こないだこのブログに書いた偉い警察官がまた来た。また例のわけのわからない挨拶をして、「なんでこの挨拶がわからないんだ」って言う。今日こそは！と思って、「失礼ですよ！その挨拶嫌いです。」って言ってやったが、まったく効き目なく、ずーっとふざけてやがった。これで何回注意したんだ。おまけにいつも中指を立てたポーズをして「日本語でなんて言うんだ？教えてくれ」ってしつこい。品がない。あいつはバカだ。諦めよう。

  2008.02.05

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• カウントダウン

  昨日はパンツが破れてました。帰国に向けて下着・靴下類はカウントダウンを始めました。いよいよですね。3月27日の出国まで持つでしょうか。

  2008.02.04

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• 都市伝説

  これから書く話は、以前電車内で向かいに座っていた男性が、極秘を条件に語った都市伝説です。あと少しでルーマニアを離れるので、もうどうでもいいのでばらします。『東洋人の目が細い理由』男「君らがなぜ目がそんなに細いか知ってるか??」私「わかんないです（っていうかそんなに細いと思ってないし）」男「じゃあ、教えてやるよ」私「･･･（別にどうでもいいけど）」男「君らは米をたくさん食うだろ？それが理由だ」　「米ばっかり食べてるから大便が硬くなりすぎ、毎回毎回顔をしかめて踏ん張ってるうちに目が細くなってしまったのさ」私「はぁ･･･」『東洋人の目が細い理由　その２』男「実はもう一つある」私「はぁ･･･」男「それもやっぱり米が理由だ。これはちょっとしたシチュエーションを演じなければならない。俺が二役演じるから聞いててくれ。」私「はぁ･･･」男「子供：お母さん、今日の朝ごはんは何??　「母親：今日はお米よ」　「子供：えぇぇぇ、今日もまたお米ぇぇ！（顔をしかめてすねる）」私「･･･」男「これもやっぱり米のせいで顔をしかめて目が細くなったんだ」私「はぁ･･･」この都市伝説は日本の米・食品業界、外食産業を揺るがす可能性があるので内密にお願います。

  2008.01.31

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• 欲求

  最近、「日本に帰ったら何しよう」って頻繁に考える。今日は、とにかく思い切りマンガと雑誌を読みたいと思った。どれだけ読みたいマンガが溜まっていることか。帰ったらすぐに漫画喫茶に籠もろうと思う。いやー楽しみ。

  2008.01.30

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• 通勤中に聞くラジオ

  いつも通勤のバス内でラジオが流れている。だいたい同じ時間なのでいつも同じコーナーが流れている。そのコーナーがまたひどい。一般の人に突然電話でウソをついて騙すというコーナーだ。今日のウソは「ルーマニア風の名前はダサいので、今月中にＥＵ基準の名前に変えなければなりませんよ」っていうウソだった。まだ今日のウソはかわいい。ある日のウソは「あなたの奥さん売春婦ですよ」と一般家庭に電話。その進化版として「校長先生、あなたの学校に売春している生徒がたくさんいますよ」ってのもやってた。どういうウソだったか忘れたけど、高齢者の女性にとてつもなく卑猥な単語を連発させた日もあった。バス内でみんな笑う。人事だから最高におもしろい。不思議なもんで、ウソだとバラした後にラジオ名を言うと当事者は誰も怒らない。本当にみんな怒っていないのか、あるいは怒った人はオンエアしないのか・・・。とにかく、これを日本でやったら訴えられると思う。

  2008.01.28

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• なんとなんと4日連続のブログ更新

  うちの施設は子どもがよく逃げるので警察に協力してもらってます。で、けっこう頻繁に来る警察官がいます。制服ではなく私服なので刑事さんかもしれません。そこそこ偉いのかもしれません。で、その人はいつも手のひらを合わせて「ヨシ！チャンチョンチャーン！」って言います。で、「『チャンチョンチャーン』ってどういう意味？」って毎回真剣に聞いてきます。で、「わからないです」って答えるとで、「なんでわかんないの？」って本気で言ってきます。で、「なんて意味なんですか？」って聞くと「俺もわかんない」ってこれまた本気で言います。このやりとりが会うたびに行われます。

  2008.01.24

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• なんと3日連続のブログ更新

  昨日、自宅に戻って気づいた。また靴下のかかとに穴が空いてた。

  2008.01.23

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• 進出

  昨日と今日、突然春がやってきた。日中10℃くらいある。うちの街についに「日本」もやってきた。100円ダイソー何のとりえもないこの街に進出してきた。ルーマニア2号店だ。奇跡的だ。商品は日本のものと同じらしい。けど、ルーマニア人はこの店が日本の企業とは知らないだろう。このダイソーは５Leiショップだ。５Leiとはおよそ250円である。100円の2.5倍ショップである。ルーマニアの一般庶民の給与水準が日本の一般庶民のそれの2.5倍だからなわけはない。自宅からも職場からも遠いし、車じゃないと不便なところにある。だからたぶん買い物には行かない。日本で100円のものが250円だから俺は買わない。流行るかな？

  2008.01.22

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• やばいかも

  さっき、パソコンで書類を作成していたら同僚のカタリンが俺のノートパソコンのケーブルに足を引っ掛けておよそ１ｍの高さのデスクからノートパソコンが吹っ飛んだ。今のところ異常ないが、壊れてなければよいが・・・もう少しで最後の報告書も書かないとならないのに。こんなときに壊れて欲しくない。っていうかわざとじゃないにしても、もうちょっと真剣に謝れよカタリン・・・

  2008.01.21

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• マリウス

  子どもたちは最近、hi5とかいうSNSサイトにはまっている。SNSとはいっても、日記を公開するわけではなく主に自分の写真を公開し「最高にクールだね！」とか「いや～かわいい～！！」とか褒めあい、そのコメントを眺めて悦に浸るのが目的だ。さっき、一人の男子が「hi5」の自分のページを開いていた。ちょっと見せてもらった。すると友人のところに同僚のマリウスの写真があるではないか。マリウスのページを見せてもらった。29歳独身マリウスはどんな写真を公開しているのか。彼は20枚ほどの写真を掲載していた。全然関係ない大学の前のマリウス大自然のマリウス部屋でぽっこりお腹にタンクトップ姿で空手の真似事をするマリウスいろんなマリウスの写真が掲載されている。だが、残念ながら素敵な女性からコメントされている様子はない。マリウスが誰か他の人と2人で写っている写真があった。「これちょっと大きくして見せてよ」と俺は言った。俺だ。マリウスは無断で俺の写真を掲載するのが得意だ。以前には自分のサイトに俺の写真を掲載していた。マリウスは今回もやりやがった。書き込んでやった。「おい、この野郎！俺の写真使うなボケ！」・・・この日記はうまくオチがつかなかった。マリウスのせいだ。

  2008.01.18

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• １月１６日の日記

  この２，３日で雪がだいぶとけた。それまでは恐ろしいほどにキレイに凍結したの歩道だった。現在のところ転倒回数は１回。とても細い路地で太ったおばさんをかわそうとして滑り、あえなく転倒してしまった。転倒ゼロの快記録を狙っていただけに非常にショックだった。さっさと冬終わってくんないかな。

  2008.01.16

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• 同情も金も欲しい

  今年は去年よりずっと雪が多い。先日の靴下話ではないが、スニーカーにも穴があいていて水が浸みまくりだ。これを読んでいる人はもっと同情して欲しい。とにかく貧相な僕です。ここでひとつ良い話。昨日、帰宅するときに施設のコンスタンティン7歳が一人で雪遊びをしていた。ちょっとだけ一緒に遊んだ。こんな会話になった。コン「日本も雪降るの？」俺　「うん、降るよ。」コン「へー。日本に帰らないの？」俺　「3月に帰るんだ。」コン「また戻ってくるんだよね？」俺　「うーん、どうだろうな？来ないかも。」コン「戻ってこないとダメだよ。」俺　「考えておくよ。」コン「帰ってこないなら今雪玉ぶつける！！」俺　「勘弁してくれよ～。」とても微笑ましい光景が浮かぶでしょう。というわけで靴と靴下を買えない私に愛の手を。

  2008.01.10

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• 新年

  日本とルーマニアの時差は7時間ですが７日遅れて、あけましておめでとうございます。新年と全く関係ありませんが最近やたらと靴下に穴があきます。指の先じゃなくてかかとがスッケスケになったあげく穴があきます。ここ２週間くらいで３足やられました。２年の任期で靴下が一番頑張ってくれているのかもしれない。

  2008.01.07

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• 殺す気か。

  ここ数日、帰宅するとお湯が出ない。お湯が出ないということは暖房も止まるということ。これは一日中プラスに転じることのない冬にはきつい。とはいっても、この秋に電気式の暖房を買ったから電気さえあれば寒さはなんとかしのげる。しかし、一昨日は水、お湯、電気の全てが止まった。水が出ないからガスをつかってお湯を作ることもできない。これはもう分厚く着て寝るしかすることはない。勘弁してほしい。今日は施設に一足早くサンタクロースが来ました。サンタクロース役は施設の男子18歳がやりました。ガタイが良く、声も太いので適任です。ほとんど顔は見えないし、変装はばっちりです。ところが、何か納得いかなさそうな5歳男子二人が僕にこっそり言ってきました。「あれサンタじゃない。絶対フルジェルだって。」あっさりバレてました。半数くらいの幼児たちがサンタに疑惑の目を向けながらプレゼントをもらいました。身内がサンタクロースやってはいけませんね。しかし29歳マリウスは終わってからしばーらくの間、サンタクロースの正体に気づいていませんでした。冗談のようで本当の話です。

  2007.12.19

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• G問題

  今さらになって、よく子どもたちから「Ｇ」の発音を指摘される。最近「ge」とか「gi」が下手すぎるらしい。geは「ジェ」であり、giは「ジ」である。geのつもりで「ジェ」と言っても「『je』じゃない!!」と言われる。子ども「ＪじゃなくＧ!!」　　　「じゃあさＧ（グー）Ｅ（エー）って言ってみて」俺　　「グーエー」子ども「そうそう。そのまま『ge（ジェ）』って言ってみて」俺　　「ジェ」子ども「違う!!」俺はいつもここで逆ギレする。どう考えても『グーエー』から『ジェ』になるわけねーだろ！絶対俺が正しい。

  2007.12.17

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• 師走を走る

  なんてこった。ちょっとお腹が減ったので近くの商店に行くのに、寒いからとちょっと小走りしたら足がつった。情けなさすぎる。

  2007.12.12

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• モシュニコラエ

  今日はニコラエじいさんというサンタクロースみたいな存在の人の日で子供達がプレゼントをもらってます。一昨日は僕の誕生日でしたが、何ももらえないどころか、２年連続誕生会を開催せず、何もおごらなかったことでケチと言われています。世の中は厳しいな。

  2007.12.06

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• 3月27日

  早いもので、こないだ前の隊次の送別会をしたと思ったら、今日、自分の帰国に向けた準備の書類や冊子が届いた。3月27日にルーマニアを出国するらしい。そろそろ帰国準備しようかな。期待している方はあきらめてください。おみやげらしいおみやげなどありませんから･･･

  2007.12.03

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• いたずら書き

  手元にあったノートに二人の９歳女子が書いたいたずら書きを紹介します。９歳女子「ヨシは私の友達、一番かっこよくて、一番かしこくて、なんでも知っている」９歳女子「ヨシはバカでかっこ悪くて狂っててジプシー、そして鼻がでかい」以上。

  2007.11.29

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• 俺ももう少しで帰るんだな。

  週末は首都ブカレストで帰国隊員の送別会。今回は次に帰国する我々17年度3次隊がホストとなり会を実施した。我々の完璧なまでの司会者ワークで見事史上初、誰も感動しない泣かない送別会が完成した。最高の送別会だったと思う。

  2007.11.26

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• 鼻水とビスケット

  すっかり寒くなりました。朝夜は氷点下も珍しくありません。風邪をひきました。常時鼻水が出っ放しです。最近は食事を分けていただけなくなったのでおにぎりとかサンドイッチを作って持参していたのですが体の調子が悪いので何も作れないで職場に来ました。何も食べてないあまりに哀れな俺をを見かねて、ある小学生の男の子がビスケットをくれました。数ヶ月に一回しか施設に来ない母親が買ってきてくれたという貴重な貴重なビスケットを分けてくれました。なんて優しい子だ。普段はクソガキだけど。美談だ。っていうか俺はなんて情けない･･･。

  2007.11.20

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• 猫や犬

  最近、家のそばで必ず見てしまうものがある。猫の死体・・・もう一週間くらいは放置されてるな・・・見たくないのになぜか毎日二度見、三度見してしまう。うちの施設に住み着いてる犬もたまに死ぬけどやはり見慣れない。野良犬と野良猫なんとかならんのかね。うちの街とくに多いと思うんだよな。それから、片足ひきずってる犬がすごい多いんだけどなんでだろう。みんな足をケガしてるのか？

  2007.11.17

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• ハンガリー

  ルーマニアの西にあるアラドという街でワークショップを行い、その後、隣国ハンガリーへ行ってきました。アラドへ向かう前に首都ブカレストで同期隊員とブルガリアの隊員を迎えた。窃盗団にやられる。これはもう書くのも面倒くさいので書かない。アラドでは主催者Ｃの罠により、トップバッターでプレゼンテーションを行った。アイスブレイクとして前日考案したルーマニアンジョークは「ややウケ」の結果に終わった。展示を見てもらっているときにやたらと気の合うおばちゃんに出会った。お互い爆笑に次ぐ爆笑だった。ワークショップを終えハンガリーへ。アラドからハンガリーの首都ブダペストは電車で４時間くらいだ。ルーマニアの首都より断然近い。「まだ協力隊員がいるくらいだからルーマニアとそんなに変わりないだろう」とたかをくくっていた。「アラドだってルーマニアでは相当キレイな街だから違和感なんてないだろう」となめていた。どんなにひいき目にルーマニアをかばえない程に差があった。ヨーロッパのキレイな国だった。個人的にはフランスのパリより良いと思った。昨晩、自分の任地に戻ってきた。うぅ･･･汚い。現実は厳しい。しかも、今日の昼から施設の食事を頂くことができなくなった。「もう金がない」と言われた。現実はやはり厳しい。以上、充実した内容でお送りしたハンガリー旅行記でした。

  2007.11.09

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• ノートパソコン

  マリウスに疑問をぶつけました。俺「マリウスさん、あなた職場にノートパソコン持ち込んでますよね？」マ「はい、春に買ったものを職場に持ち込んでます」俺「とてもかっこいいですよね。しかしあなた、ノートパソコンなのに何故さらに外付けのキーボードを付けて使用しているんですか？」マ「何でって･･･えーっと、ノートパソコン本体のキーボードが汚れるからです･･･」俺「なんか変ですよね？ノートパソコンって全てが一体化してコンパクトなのが特徴じゃないんですか？」マ「そうです･･･」俺「あなたは自宅にもデスクトップがあり、ノートパソコンは自宅では使っていないはずです。だったら職場にデスクトップ設置したほうがコストパフォーマンスよかったんじゃないですか？」マ「う･･･」俺「あなた、パソコンとキーボードとマウスあわせるとけっこうな荷物になってしまってますよ！どうなんですか！」マ「･･･何を！」俺「あんた、矛盾してるよ！！なにか反論ありますか！」マ「もうヤメだ！ヤメ！あんた正しいよ！！」俺の中の正義感が彼のような矛盾だらけの悪を決して許さない。今日も明日もずっと世直しは続く。

  2007.10.26

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• 電話

  マリウスは勤務中よく母親と電話している。何回も電話している。今日彼に母親との電話についてインタビューを試みた。俺「一日にどのくらい電話しているのですか？」マ「30分くらいです」俺「それはかなりの時間ですね。しかし、あなたは両親と同居しているので帰宅後にいくらでも話せるのでは？」マ「ルーマニアの男はみんなそんなもんだよ」俺「そうですか。しかし、それほどまで母親に電話している人はあなた以外に見たことがありません」マ「そんなことないですよ。カタリンだってきっとしてるよ。見たことないだけで。」俺「そうですか？しかし、カタリンは同居していませんし、電話していたとしてもあなたより不自然ではありません。あなたは仕事中も含め四六時中母親に･･･」マ「違う！だいたい日本人は両親を大事にしなさすぎる！」俺「国民性の問題に転嫁して質問から逃げようとしていませんか？どうなんですか、マリウスさん!マリウスさん!!」マ「もう終わりだ、終わり！」俺「マリウスさん!!答えてください!!あなた29歳ですよね?」マリウスの機嫌が悪くなったためインタビューは中止。しかし、だいたい分かってきた。彼はマザコン気味かもしれない。

  2007.10.24

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• 灰色だ。

  寒い。しかし、寒い。気温がどんどん下がってきた。最近は太陽が照る日も少ない。街の8割以上をしめるブロック（マンション）と曇り空の色が同化して世の中はほぼ灰色だ。出勤時はまだ薄暗いし。気分までどんよりする。外はともかくうちの部屋も寒い。早く暖房つけてくれ。寝袋に包まって生活するのは蓑虫みたいで嫌だ。

  2007.10.22

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• 飛び出てますよ

  今日はなぜか同僚や子供たちの鼻毛が気になる。やけに鼻毛が飛び出てる人が多い。カタリンなんて毛が束になって飛び出してる。マリウスも５，６本は飛び出てる。今日は鼻毛デーなのか。それとも、普段から飛び出してるけど今まで気づかなかっただけか。残り任期が５ヶ月半というところで新しい発見である。

  2007.10.16

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• アレでアレする

  こないだ日本から友人が来たときに発覚した。かなり日本語の単語を忘れている。「アレ」ばっかり言ってた。何度も「アレ、なんだっけアレ。アレだよアレ。」って言った。学生時代、けっこう高齢の先生がよく「あの～、あれ・・・」と言ってるのを笑ってネタにしていたが、今は笑えない。そもそも、ルーマニア語でも「あれ」とか「これ」ばっかり使ってる。「アレ」ってなんて役に立つんだ。

  2007.10.11

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• サッカーを観戦する

  先週の火曜日、フランス帰りがてらに先輩隊員とともに首都ブカレストでサッカーを観戦した。世界最高峰UEFAチャンピオンズリーグだ。ルーマニアのステアウアブカレスト対イングランドのアーセナル。ステアウアは大方の予想通り負けた。ステアウアは２年連続本大会出場の快挙だが、スタンドは6割程度しか埋まっていなかった。チケットが高すぎた。サッカーは大衆のためのスポーツであるはずなのに、一般市民には高すぎる料金設定だった。自分も一生に一回のチャンスと思い、日本円約1万円のチケットを購入した。対戦相手が人気チームだったことを差し引いても高額だ･･･。チケットを購入できる人が限られたこともあり、スタンドのサポーターは国内リーグ戦よりも見た目に少し品があった。しかし、試合が始まると老若男女問わず相手チームに対してとてつもなく汚い罵声が飛び、躊躇なく中指が立てられた。とても訳せない。スポーツって怖いな。

  2007.10.09

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• フランス

  先週1週間フランスへ行ってきた。大学時代の仲間である豆戦車（マメタンク・来月27歳）がルーマニアを訪れたので、ルーマニア国内を5日ばかり観光し、彼がフランスを経由して日本へ帰国するのに同行する形で訪仏。まぁ、とにかく凱旋門とかエッフェル塔とかルーブル美術館とかノートルダム大聖堂とかモンサンミッシェルとか何もかも素晴らしかったのだが、最も印象的だったのは、焼肉定食だった。豆戦車が帰国して一人になった日の夕食。あらかじめ目をつけていた焼肉屋へ。入店するなり「いらっしゃいませ」が日本語で鳴り響く。心地よすぎる。１５ユーロのロース・カルビ定食を注文。ロース・カルビが各５枚。サラダとワカメスープ。そしてライスがついた。ライスが小さかったのが少し残念だったが、涙が出るほどおいしかった。たった10枚の肉を1枚1枚丁寧に焼き、ありえないくらい時間をかけて食べた。全然おなかいっぱいにならなかったが、とても満足した。というわけで、日本に帰ったら焼肉を食べさせていただきたい。よろしくお願いします。次回はフランスで食べたラーメン・そば編です。

  2007.10.02

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• お米をいただく

  ルーマニアでは白いご飯に牛乳と砂糖を混ぜて食する。その組み合わせは許しがたい。職場のスタッフが口を揃えて美味だと言っていたが、食べる前から拒絶していた。今朝突然カタリンが自宅からそれを持ってきてくれた。俺に食べさせようと急に思い立ったらしい。残念ながら冷たくなった白いゲロにしか見えない。せっかく持ってきてくれたので表情に出して嫌々食べた。やっぱり無理だ。味はそれほど変ではない。っていうか変になりようはない。しかし、その組み合わせに身体が受け付けない。9割5分残した。好意を思い切り無駄にした。でも無理なものは無理だ。残りを子ども達が声をあげて喜んで食べていた。お米もいろんな食べ方があるんですね。

  2007.09.14

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• 大激論

  今日はカタリンとマリウスと大激論を繰り広げた。「体操競技」ルーマニアは10点満点のリディアコマネチに代表される体操大国である。だが、日本体操だって伝統的にオリンピックでメダルの期待のかかる競技で、最近ではアテネオリンピックで団体金メダルを取った体操大国だ。そんな体操大国出身の俺に対し彼等は「日本には体操競技なんてないだろ」「あったとしても超弱いだろ」と言った。俺は憤慨した。バカか。お前らは！日本は「モリスエ」とか技に名前つくくらいだぞ！ふざけるんじゃねー！「日本は前のオリンピック世界一だ！」と叫んだ。「ワッハッハ！そんなわけねーだろ！」と言った。こっちの台詞だ！ルーマニアに来てからテレビで男子体操の世界大会を見た。日本人がルーマニア人を抑えて金メダルを獲得した。日本に体操がないなんてよくも言えたなこの野郎！！どんどん話しているうちに世界の3大体操王国は「ルーマニア・ロシア・中国だ!!」と言ってきた・その台詞で怒りは頂点に達した。話しを進めていると、どうやら向こうはなぜか女子に限定した話をしているようだった。日本の女子だって強いはずだ！と思ってネットで調べて証拠を出そうとしたら全然引っかからず･･･日本女子は知名度低いらしい･･･（誰か教えて）若干意気消沈したもののいやいや、女子だけが体操として認められるなんて変だ！俺もムキになって、「なんで男子は含まれないんだ！」と抵抗すると「ルーマニアでは『体操』といったら普通は女子のことを言うんだ」と言ってきた。「ルーマニアは男子だってすごい強いのになんで男子は外すんだ！」ともっともな意見をぶつけた。「女子の体操している姿のほうが見てて楽しいからだ！！」とカタリンが叫んだ。一理あるなと思った俺の負けだった。

  2007.09.11

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• 失踪

  うちの施設のスタッフはこっそり退職する。むしろ失踪に近い。近い関係者ですら辞めたことを知らないことも多い。しばらく経って、「あの人いつまで有給休暇？」「なんかやめたらしいわよ」なんて誰かが言って、みんな仰天するパターンが多い。今日も隣接する施設の女性施設長が辞めたと知った。仰天した。1週間前くらいから有給休暇の夏休みだと思っていたらドイツへ引っ越してしまっていた。おそらく向こうで結婚することと思われる。相当数少ない俺の良き理解者だったのに。ちょっと残念である。カタリンもセクハラ的発言をする相手がいなくなって残念だろう。俺もここを離れるときはこっそり失踪しよう。

  2007.09.10

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• 洪水

  洪水です。とは言っても市内はまだ被害がない。テレビ映像を見ると郊外は水が深い。市内の排水も悪いので今日の雨で市内も危ういだろう。雨止んでくれ！持ってる靴全部水が浸みるんだ･･･。

  2007.09.06

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• 基地

  昨日、施設のチビッ子達に裏庭にある彼等の基地に連れて行かれた。予想通り、大人からすればどうでもいいガラクタを集めていた。得意になって見せてくれるので、興味のあるふりをして眺めていた。何気なくふっと横を見ると3歳アンドレイがお尻を丸出しでうんこ座りしている。「僕はここでうんちする」と言う。トイレに連れて行こうとも思ったが、その目には強い意志を感じた。自分の基地でうんちをすることに意義があるのだろう。そんなこんなで彼はくっさーいうんちをした。ちょっとやわらかすぎの感のあるうんちをたっぷりした。拭くものもないのでパンツをそのままはき、そのお尻をプリプリと振って走っていった･･･。果たして、基地でうんちをすることに他の子ども達はどう思っているのだろうか･･･。まさか、みんなあそこでしてるんじゃ･･･。みんなケツかぶれてそうだな。

  2007.08.31

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• 人生最大の屈辱を味わう。

  昨日の帰り道、近所でちょっと嫌な目に遭う。買い物をするために店に立ち寄ろうとすると20歳前後の6人組の男たちがからかってきた。最近よく見かける連中でいつもからかってくるが何がしたいのかも言いたいのかもさっぱりわからないし、相手にする気もないので、いつもどおり無視した。買い物を終えて店を出て自分の部屋に帰ろうと歩きだしたところで背後から何か飛んできた。「生卵･･･??」後ろを振り返るとそいつらが笑っていた。再び歩き出すと2個目、3個目が飛んできた。後ろを振り返るとまたやつらが笑っていた。4個目、5個目も飛んできた。当たらなかったが相当腹が立った。あまりにもむかつくから5秒（推定）じっーと見返してやった。何なんだこれは。ただ馬鹿にしてるのか。無視したことが奴らの癇に障ったのか。何を言ってるかわからないんだから応答のしようがない。一緒になって奇声あげながら意味不明の言語でカンフーごっこみたいなことをやって欲しいのか。ルーマニア語で話しかけてこい。なんで無視してるか教えてやるわ。あ、どっちにせよもう説明もしてやらん。あいつら気にくわないし（説明できるか怪しいし･･･）きっと悪気がある、ないのレベルじゃないんだろうな。無視！決定！！ここで文句言っても奴らにバレようがないので一言東洋人なめんな！ボケ！！お前らカッコつけてるフリしてるけど足元便所サンダルだろ、このヤロー！！あー、すっきりした。

  2007.08.29

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• 爽快

  週末は土曜日が猛暑かと思えば、日曜はちょっと肌寒く、調子の狂わされた週末だった。同僚のカタリンは先週木曜に退院し元気ピンピンである。金曜日に施設にチラッと姿を見せた本人も「もうほとんど痛くない」と発言しており一安心。ところが、今週も始まった今日月曜日。またもや１０時頃にチラっと姿を現して１時間くらい無駄話をして帰宅。どう表現してよいのかわからないが、安静のための特別な有給休暇みたいなものらしい。よくよく考えると彼は夏に有給休暇で７月から８月にかけて３週間以上休み、ぎっくり腰の入院ですでに１週間休み、今週もさらに休む。自分は６月の後半から７月の前半に施設を不在にすることが多かったので、夏はほとんど彼と顔を合わせていない。どおりで充実した爽やかな夏だったわけだ。

  2007.08.27

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