|
カテゴリ:カテゴリ未分類
風の気持ちの良いお店でランチを食べていた。
窓から蜂さんが飛んで来た。 テーブルの上の花の匂いかな。 水かな。 飛んでいたかったらいいけど、ご飯食べてるからちょっと離れててね。 食べ終わるのを待っててくれたのか、フォークを置いた途端にお皿の上に止まった。 ジッと見ると何かの汁を吸ってる。 かわいいね。 へぇ、それはピクルスの汁だよ、そんなのも飲むんだぁ。 気に入ったみたい。 ピクルスの小皿に飛び移った。 あっっ!!! 足を滑らせて、汁にダイビングしちゃったよ!!! 仰向けでもがいてる! 救出だっっ! フォークでなんとか器の外に出してあげる。 よろよろ。 ばたっ。 あ… …… こんなに蜂の苦しむ姿を悲しく感じたのは、初めてだった。 頑張れ、今助けるぞぉ!と励ましたのも、初めてだった。 彼はお皿の上で、もう動かない。 蜂さんに花(蜜)心を…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|