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カテゴリ:太陽さん・自然さん
あああああああ。
消えましたよ_| ̄|○ 今書いたの消えましたよ_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○ 富士山の続き、書いたのに書いたのに書いたのに。 …。 気を取り直して…。うぅ(T_T) というわけで♪ 夕陽に染まった雲を堪能したあと、速攻で布団に潜り込み。6時半。 ふと暑さと喉の渇きで目覚めたのが12時半。 もう目覚めちゃったら夜空が気になって仕方なく、とにかく一度外に出てみることに。 言葉を失いました。 なんと…。満天の星空ってこういうのを言うんだ。 満天だ。ほんとだぁぁ。 とととと…っと、山小屋のライトが眩しくないところまで登っていき、首を90度に曲げて寒さ限界になるまで見上げていました。 何を隠そう、私の富士登山の第一目的は、この星空を観ることだったのですよ。 やはり普通のカメラでの夜空撮影は難しく、もちろん私の画像も真っ黒けしか写ってませんでしたけど、他のサイトでも拝見することは稀なので、自分の目で観るしかないなぁと思ってました。 見たことのあるカシオペア座やオリオン座の中に無数の星があって。 生まれて初めて天の川を見て。 頭をどんだけのけぞらせても、まだまだ星がいっぱい散りばめられていて。 夜空がこれだけ賑やかなんだってことを、本当に生まれて初めて観ることができた。 そして自分が地球っていう天体の上に乗っかっているんだなぁ~と改めて実感した。 この見えている星たちの仲間なんだなぁ~って気持ちが沸いていた。 嬉しくって仕方がなかった。 もうこの星空を見ちゃったら、布団に戻って寝るなんてことはできません。 セーター・ジャケット・レインウェアを着込み、手袋2重装着、ヘッドライトOK。 いざ出発。 ヘッドライトを付けると道は良く見える。でも星空が見づらい。 ヘッドライトを消すと星空はよく見える。でも道が見えにくい。 そんなジレンマと葛藤しつつ(爆)、腹減ってることに気付く。 もちろんヘッドライトを消し、持参したオニギリを真っ暗な山中で食べながら星を見上げる。 こんな贅沢な…なんちゅー幸せ♪ 食べてるのか見てるのか、とりあえずとにかく空を見あげ続けて。 歩いては見上げ、立ち止まっては見上げ。あ~首痛くなってきた( ̄∀ ̄;) なのでしばし歩くことに専念することに(笑)。 やっぱりここでも、かめの、のろい、かめの、のろい、と唱えつつ。 追い越していく人、ヨレヨレで大丈夫かおいっていう感じの二人連れ。 年配の夫婦らしき人たち。夜道も思い思いのスピードで歩ける幸せ。 ガヤガヤガヤ…とたくさんの人の声が近付いてきた。 あぁとうとうアレか。アレが近付いてきたのか。 8合目に到着。 胸突江戸屋の前は、もう大渋滞でした。 ブレブレですが、上方へ続くライトが見えますでしょうか。 これが延々頂上まで続いておりました。 須走のラクラク余裕トレッキングから、いきなりこの大渋滞に入るのには躊躇します。 が、入らねば頂上にはたどり着けない(笑) 人の間にヒョイと入りました。 をを、案外歩き易かったり(笑) 流れに乗って、ただ足元だけを見ていたら前に進む感じ。 ただ、やっぱり少し考えが甘かった。休みどころがないんですよ。 流されちゃうっていうのか、休もうかな?と思っても流れてるからそのまま進んじゃう。 結局ちょっと休憩したのは、ご来光館の前でだけだったかも。 そこで、立ち止まって振り返り、後続の人の流れを撮影してみました。 「あ…撮ってもぅた…」 と思い、もう一枚同じショットを撮影。 まずは後から撮った普通の写真。 点々とヘッドライトの列が続いていますよね。 たぁくさんの人が歩いてきています。 普通ならこのように撮るつもりだった写真なんですが。 なぜか1枚目には違うものがいっぱい写ってました(笑) それがこれ。 フチまでま~るく切り抜いたようになっていて(笑) 「やぁ!」ってみんな覗き込んでくれたんだろうなぁ~。 ちなみに両方フラッシュは炊いてません。 同じ感じでシャッター切ったんだけど…(´▽`*) 不思議ですなぁ。 とか思いつつ、水など飲んでほんの1~2分休憩して、先へ進みます。 ツアーで来ている人たちも多くガイドさんの呼ぶ声とか、道のサイドで誘導員?さんたちの声とか。外人さんの話す異国語なんかも。 前に居た人が連れの人を励ましていたのか、「こんなの出産と比べれば全然マシだろ?」と。 確かに!(爆) 出産のカラダが崩壊しそうな痛みは自分ではコントロールできないけれども、富士登山は辛くなれば休憩なり下山なりできるわけだし。 それでも私自身は、歩くことはほとんどしんどいとは感じてなかった。否、楽しかった。 しかし、高度3500mを超えた場所のそれも明け方3時。 こんなにたくさんの人が列を成して歩いているなんて、なんとも不思議な世界ですねぇ。 そんな中でもやっぱり、かめの、のろい、かめの、のろい、と頭の中でリフレインさせつつ歩くワタクシ(笑) 9合目の鳥居を超えたかどうかの辺りから、岩場になってくる。 結構急な岩場ですねぃ。それに人がいっぱい、思ったコースが進めない。 そこで、です。 ズルっ。 ゴツっ。 ドテっ。 「大丈夫ですか~?」となりにいたにぃちゃんが聞いてくれました。 「大丈夫です…」と何事もなかったように立ち上がりましたが。 両手にストックを持っていたので、足が滑っても手を付けなかったのですよ。 なので膝を岩場で強打して、すんでのところでオデコか鼻っ柱を擦りむく寸前で止まりました。 危ねぇ危ねぇ。 痛ぇぇよ。うーーーん。 少し広くなったところで立ち止まり、ズボンを捲くってみました。うーん打ち身だけか。 ジンジンするけどそのうち引くだろう、とまた歩き始める。 かめの、のろい、ジンジン、かめの、のろい、ジンジン。 結構打撃だったようです(笑) でも、もう見えてきました。 頂上の鳥居。 ああああ、もうまもなくだ。アレだ、あそこだ。 とうとう、到着いたしました♪ 4時すぎ。 振り返ると夜空は少し白み始めています。 フラフラとどこか座れそうな場所を探して歩き、なぜかポコっと空いていた一番前のロープの手前に腰を落ち着けました。 そして少し落ち着いてきて、自分の異変に気付きました。 あ~。 頭痛してるで。なんか吐き気もするんとちゃうん。これって高山病ちゃうの??? 8合目から高度をずんずん上げるのに、休憩回数が少なすぎたからかも…。 ズキズキズキズキ、膝もジンジン、うううぅ。寒くて指先痺れてるし。 だんだんと歯が噛み合わなくなってきて、ガタブル体が勝手に震えます。 そういえばさっき、誘導員さんが「今日は氷点下6度です」って言ってたような…。 うううう。寒い…。ガクガクガク…。ブルブルブル…。 と待つことほぼ1時間。 やっと空全体が明るくなってきました。 もう星空は見えなくなっています。最後に金星?だけが光っていました。 雲海の下には先ほどの8合目の山小屋群、そこからまだ延々と続く人の列。 私の体力ももう寒さに耐えられない、早く温めてほしい!と切に熱望していたころ、やっととうとう、朝日が顔を出してくれました。 おお~!と上がる歓声。 やっぱりご来光は、神々しく光り輝いていました。 星空と同じく、やはり言葉では言い尽くせない感動が沸いてきます。 あぁ…なんて…ありがたいんだ…毎日このように昇ってきてくれるんだ…日の光ってこんなに素敵なんだ…わぁぁぁ…。 顔を出したその一瞬にして全てを照らすパワー。 ズドーンと何かを届けられている、そんな感じがしました。 まさにギフトですね。 太陽が辺りを白金に染め始めた頃、私の寒さへの耐性は限界に達していました(笑) そして…。 えーと、長くなってきたので、後編に続く♪(*^∇^*)ノ彡 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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