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カテゴリ:楽しいこと♪
天河神社を後にして、一路野迫川を目指します。
何をしに行くのか? 鶴姫公園という絶好の星空ビューポイントがあるそうなんですYO! また満天の星空♪うきゃ♪ 吉野の山並みを抜けて行きます。 もう辺りは秋の風情。 風はヒンヤリと涼しく、いや冷たく、それでも夏休み最後で水遊びをする子ども達も。 バンガローやキャンプ場はとっても賑わっていました。 高度を上げていくと、続く山並みが美しく見えてきます。 そして、宿泊場所に着く前に、ぎりぎり日が落ちてしまうまでにたどり着きました。 立里荒神。 ここのご祭神は、火産霊神。カグツチの命さんでした。 荒ぶる神様にお会いするために、長い長い階段を登ります。 深い山奥なのに、信者さんというのか参拝者はこの夕方でもすれ違います。 そしてとっても整備されたきれいなお社。 鳥の声しかしない静寂な空間。 あまりにも静かで、夕陽がかすかに雲を照らしていて、荒ぶる神様、とっても静かな空間をありがとう…。 木のためにくり抜かれた拝殿の屋根。 クリアな気の漂う清浄な空間でした。 なのになのに、参道の脇に立てられた石標に刻まれた奉納金額を「を~!すげ~!」とかいいながら観賞しつつ降りていくワシら(爆) ついついすげー金額を発見してはワーワー言っちゃってかたじけないw そしてやっと宿泊予定の民宿に到着。 「ここのおかあちゃんがむっちゃええ人やねん!」と口を揃えて言うだけあって、とっても可愛らしいほんまのおかあちゃん♪みたいな人で。なんだろあの人懐こい雰囲気といい、愛情が滲み出てる可愛らしさといい、あぁまた会いたいなぁ~って気持ちになる。 「普段はこんなに長居して話しせんのよ~」と言いつつ、ずっと私たちの部屋でたくさんおしゃべりしてくれました。 そんで誰にも言ったことはないというおかあちゃんの恋愛秘話まで聞かせてくれて。 や~ほんまに可愛い素敵なおかあちゃんやわ♪ 「星!」と暗くなった頃に外に出てみると…。 残念ながら厚い雲が空を覆っていました。 星は断念したものの、ちょっと夜の気配を体感してみると、それは昔の小さい頃に知っていた田舎のおばあちゃんちの夜でした。 暗い空に、空よりも黒い木々の影があって、所々に街頭がポツンポツンと立っていて、車の音などせずに聞こえてくるのはチリリリチリリリという虫の声だけ。 ああああ、これワタシの原風景だなぁ。あの田舎の夜の気配とまったく一緒だ! これがまだ今も存在しているんだなんて。素敵だぁぁぁ。 ポツンと夜に一人で、私は5歳くらいの少女に戻ってました。 そして夜が空け、朝ごはんを満腹いただき、出発までの時間にまた外に一人で散歩。 窓から見てると草むらが私を呼んでいたので(笑) 土手を登って、虫さんたちちょとお邪魔します…とチョコンと草の上に腰かける。 バッタさんやらコオロギさんやら慌てて場所を空けてくれました(笑) するとブーーーーーンと黒い虫さんが、私の周りを5回くらい周回してくれて。 どうも検分に来られたようですが、なんかお許しもらった感じでした。 赤とんぼがツーィツーィと飛んでいて、黄色いチョウチョがフワフワ飛んでいて、さっきの黒い虫の仲間がまた周回してくれて、みんなに囲まれて座っている私(笑) なんだかホッコリ幸せ~♪ な気分を味わいつつ、出発します。 目指すのは高野山。 わぁ~空海さんに会えるぅぅ♪ 初めて向かった奥の院。 墓場で写真を撮るもんちゃうやろwと言われつつも。 だってみんなご神木みたいに立派な木さんばっかりなんだもぉぉん。 ぜんぶが全部、ほんとにでっかい木ばかりで、ずっとずっと昔からこの場所が大事にされていたことがわかります。 この方なんて、1つの幹から3本の幹がスクーっ!と立っているんですよ。スゴ杉。 奥のほうには淀君の妹さんのお墓とかもあって、苔むして凄い感じ。 ちょっと立ち寄ってみたけども、奥までは入れない雰囲気。 ををを…むむむ…と感じつつも奥の院にたどり着く。 ここの気はすごく清廉で温かい感じがしました。 ああ空海さん、やっと再びこの地に来ることができました。いつぞやはお導きありがとうございます。とご挨拶。 即身仏となった空海さんに、今でもご飯を用意したりとか僧侶の方たちが黄色い法衣に身を包んで運んでらっしゃいました。 なんだかここはほんとに空海さんに近い場所、っていう感じはしましたよ。 でも地下とか出口を出たとこにある塚とかは近寄りがたかったけど…。 場所自体はとっても良い空気に満ちていると感じたけれど、人の念がたくさん漂っている感じがところどころにいたしました。願掛けに来る方たちの願いの気なんでしょうね。 帰り道高野山土産のごま豆腐を買い求め、そしてみんな行ったことがないという金剛峯寺に寄ることに。 以前来たときに、私はここのベンチで瞑想していたのでした。 今回は初めて拝観させていただくことに。 中は思ったよりも広く、たくさんの間があり狩野ナントカさん作の襖絵とか、ナントカさん自刀の間とか、大広間では阿字観マンダラが掛かっていたり、他の団体へ施しというものを説法してくださる僧侶の話に耳を傾けたり。 高野山全体の総本山という雰囲気でした。 そんでもって石庭。 この石は、雄雌の龍を表しているとのこと。 四国から運んだ霊石だそうです。 しばらくホッコリを庭を愛で、あああ日本人だなぁ~なんて感じたりもして。 またここも表の観光バスがいっぱい通る道路の音など一切せずに、風の音、蝉の声、移ろう雲、秋の気配…に満ちていました。 そして、外に出て見上げてみると、そこにはガネーシャさんとアヌビスさんかしらん。 そして、やっぱり。 ここにも…。 龍ちゃんがいたのでした。 なんだか今回はたくさんの龍ちゃんに会ったぞ。 そう思って帰ってから、あちこちの神社を調べてみました。 そしたらね。 私が自然と立ち寄りたいなぁと所望したところは、全部龍ちゃんだったのでした。 丹生川上神社下社。 ここのご祭神はクラオカミノカミ。じつは龍ちゃんだったのでした。 イザナミさんが生んだカグツチさんって子は火の神様で、生んだときに火傷しちゃったのが元でイザナミさんは死んじゃいます。そんで怒ったとぉちゃんのイザナギさんに剣で殺されちゃうんだけど、その剣の柄から滴り落ちた血のひとつがクラオカミノカミとなったそうです。 タカオカミノカミ、クラオカミノカミは龍をさします。 (byウィキペディア) そぉか龍ちゃんだったのか!ポン!と帰ってきてから膝を打ちました(笑) そして天河弁才天社。 なぜか惹かれるように龍神社に手を合わせていました。 そして最後の金剛峯寺。 龍を模った石庭があり、最後に見上げた屋根に龍ちゃん。 ほぉぉぉ。と思っていたら、もうひとつ。 立ち寄った立里荒神のご祭神は、火産霊神、カグツチの命だったのでした。 カグツチの血から生まれたクラオカミノカミ。そしてそれは龍神さまで、あちこちの龍ちゃんにめぐり合ってきた。 同行した誰もがそんな繋がりを知っていたわけでもなく、回ってみたら、なんだか繋がっていた…。っていうかその吉野自体の守り神が龍ちゃんなのかもしれないけれども(笑) やっぱり神話に近い奈良だからなのかもしれませんね。 まぁ今回の旅行を手前勝手に理解・解釈したならば、あぁやっぱり龍ちゃんに守られているんだわ~♪うふ♪ となりました!(爆) 自分自身が神社でもあり、各地の神社とも繋がってもおり、たくさんの受信機発信機がいろいろに交流しているんだなぁって、ちょっと素敵に感じました。 導かれて巡る旅っていうのも、なんだか素敵だねぇ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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