笑う門には福来たる

今、ドラマを見ていた。

「翼の折れた天使たち」　　そのひとつ、「スロット」

 施設で育った少女が、スロットでその日暮らしをしてるんだけど、同棲してたホストに浮気

され、出て行かれる。

（今までの男たちは、みんな自分のそばから離れていく）

目が覚めると、見知らぬ男の子が座ってて、『１週間あずかってくれ』って。

しょうがなく、面倒を見始めるんだけど、少女は子ども嫌い。

でも、自分が母親に施設に入れられた経験から、どうしてもその子を警察に

引き渡せずに、面倒を見ていく。

そして、１週間が過ぎる頃、施設の人に声をかけられ、

『子どもとなんの関係もない人の所へは、置いておけないんですよ』

と、施設に預けることになる。

もうそのころには、情が移っていて。。。。。

少年も、彼女と暮らすことを願うが、かなわず。。。

施設に少年が言ってしまった直後、施設の人に、 

『会いに行ってもいいんですよね？』と聞くと、

『ちゃんと職業に就いていれば大丈夫。場合によっては、まとまった期間お預かり頂くこともできます』と。

その一言で、彼女は、定食屋で仕事を始めた。

って、、、話しでした。

いま、こんな状態で、私は、みいを育てて行かなきゃならないのに、

母が進める職業に心底希望を抱くことができないでいた。

『好きなことを仕事にしたい』『好きなことと関われる仕事がしたい』って、

思っていた。

でも、現実的に考えると、『好きなこと』はお金にはならない。

テレビの中の彼女を見て、思った。

母の進める職につけるよう頑張ろうって。

『少年に会いに行くために、定職に就いた』彼女。

『みぃを育てていくために（安定）を最優先しようと思った』わたし。

もう、ドラマだろうが、フィクションだろうが、

子どもが施設に連れて行かれる場面は見たくない。