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いつになく真剣な表情な上司。
「 1人っ子だと思ってたよ^^ 弟さん、病気なの? 」 言いにくそうだったのでこちらから振りました。 聞くと 彼がまだ小学生のとき 突然 弟さんが硬膜外血腫になったと。 原因は以前、頭を強くぶつけたことらしく、それが自分のせいかもしれないと・・・。 男の子同士、取っ組み合いの喧嘩は当たり前だったのでしょう。 症状があらわれてすぐ病院で診てもらったのに 一向に治る気配がなく いろんな病院をまわってやっと病名がわかったのは1年後だったそうです。 「 遅かったって言われたんだよ。 」 ・・・・・ その日から弟さんは入院。 手術をしたくても 打ち所が悪かったのかメスを入れるのは危険な場所で 手術もできなったようです。 「 母親が鬱になってさ 俺らも毎日おやじと弟の病院通いで 子供のころ暖かい飯なんか食べた記憶ないんだよ。 でもさ、家族の絆っていうか…結束力はどこの家族より強かったって思う」 そっか・・・ 「 ポヤさんの息子さんの話きいたとき 俺、おふくろのこと思い出したんだ。 息子さんも辛かっただろうけど、ポヤさんも辛かったんだね。 いつも元気で明るいからそんな過去があったなんて思わなかったよ。」 そのままの言葉を返してあげました。 上司だというのにふざけてばかりで たまにあきれるくらいな彼。 彼にそんな過去があったなんてね。 しかもまだ続いてる。 少しでも弟さんがよくなるといいね。 人って いろんなこと抱えていきているんだな。 それぞれね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.26 11:33:32
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