今日も青々とした空が広がっています。
でも、心が少し晴れない時もあります。
今まで、私はあまり知らなかったけれど、どうやら感受性が強いようです。
それがいいのか悪いのかもわからないけれど、傷つくことも多いです。
でも、その分うれしいことや楽しいことも、たくさんあります。
今日は、私がとても尊敬している人の、疲れた時にいつでも目にする
エッセイの一部を紹介することにします。
「雪柳 光の王冠」 からいくつか抜粋なので、ちょっとだけ・・。
雪柳は太陽への感謝を忘れない。
太陽は、いつも惜しみなく光を注いでくれた。いつもありのままの自分を、
そのまま受け止め、光で包んでくれた。だから今、雪柳は「太陽への恩返し」の
ように、明るく周囲を照らしている。
人間だって、花と同じように、光がいる。人も、人から大事にされないと
心が枯れてしまう。だから君が、みんなの太陽になれ。
人間だって、花と同じように、水がいる。自分で自分を励ましたり、喜ばせたり、
心を生き生きさせないと、心は枯れてしまう。
自分で自分を励ませる人は、すてきな人だ。人のつらさも、わかる人だ。
自分で自分を喜ばせる言葉を、強さを、賢さを!落ち込んだ心を、
よいしょと自分で持ち上げて!
自分で自分を好きになれないと、人だって愛せない。
雪柳は敏感だった。だれかが通り過ぎただけの風にも揺れる。
あなたも、恥ずかしがり屋なら、そのままでいい。無神経になり、デリカシーを
なくすことが「大人になる」ことじゃない。コンクリートみたいに固い花はない。
花は、みんな柔らかい。初々しい。傷つきやすい。人の思いに敏感なままの、
その心を一生咲かせ続ける人が、本当に「強い」ひとなのだ。
世界のどこかに、君にしかできない使命が、君の来る日を待っている。
指折り数えて待っている。待たれている君は、あなたは生きなければ!
めぐりあう、その日のために!
雪柳も、冬の間に積もった冷たい「雪」たちを、枝から染み込ませて今、
「花」に変えて噴き出しているのだろうか。
中国では、その名も「噴雪花」という。
きっと誰もが、いくつもの哀しみも苦しみも持っているかもしれないけれど
ちょっぴり傷ついた心も、少し扉を開けば、爽やかな風たちに
ほっと癒されるかもしれません。
そしてあなたの心の中の優しさや笑顔に、気づくかもしれません。
今日は、週の真ん中、水曜日。
週末まであと少しだけど、今日もゆっくりゆっくり・・。
「君は仕事してるのかい!」そんなツッコミも感じつつ、
人生ゆっくりゆっくり、雨の日もあれば、青空の日もあるさ。