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またお赤飯の一週間前の波のようです。
昨日も疲れ切ってしまい、今日は仕事を休みました。 そのことを母にメールで伝えると、 「昨日調子が下降気味のようやから やすんでもいいようにご飯持って行ったんや」 とメールで返事が帰ってきました。 そうです。昨日は少し実家に寄ってから、 すぐに一人暮らし先に向かったのですが、 七時頃、突然母が息せききらして、大量のタッパを 持って、来てくれました。たいたご飯までありました。 初めてのできごとでした。 私は、昨日かなり疲れていて、今は洗濯、部屋の掃除 お風呂掃除、トイレ掃除も毎日きちんとしているけれど、 ご飯を作って、いつか子育てまで、この年から できるかなあ、と突然漠然とした不安に襲われました。 これは病気のせいです。わかっていても、 寄せては返す波のように、じっとやり過ごすしか ありません。 眠れぬ夜を過ごし、ぼんやりと迎えた朝に届いたメールは とても心にしみました。 私も、きっとそう思って来てくれたと、 昨日の夜感じていたからです。 食欲が全く起こらない朝でした。 でも、母が持ってきてくれた、タッパを全部 出してみました。 お皿に入れて、レンジで、チンしてみました。 母が買ってくれた、真新しい電子レンジは、 味もあったかさも、元に戻してくれるようです。 食欲が一気に出てきました。 シチューには、たくさんの野菜が入っています。 お母さんの優しさが、いっぱいつまっているようです。 どんどんお腹に入っていきました。 どのおかずも、たいてくれたご飯も、最高においしいです。 この年まで迷惑を掛け通しの自分に、涙が出て、 お母さんの娘でいれたことに、涙が出ました。 お母さん、ありがとう。 お母さんの味は、涙の味がしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.04 10:52:36
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