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カテゴリ:うつ病
大阪は今日雨が降りました。
チラチラと舞う花びらもありましたが、まだ満開になっていない 桜は、明日お花見に来てくれる人のために そして自分自身のために咲かせきろうと一生懸命です。 先日、名前を間違えて紹介してしまった、 (それで名前を改名してしまったのかと、少し気になっています) お気に入りリンクの金のバナナさんの新しいブログに、 「桜の花は散るのに、どうして咲くのだろう?」 とありました。 これは、一行でとても深い哲学です。 桜だけでなく、全ての花も動物もそして、人間も いつか散る時が来るのに、生まれてきます。 私は、何のために、生まれてくるのか、 この数年そして今もずっと考えています。 生きるということは、辛いことも哀しいことも たくさんあります。 老いるということも辛いことです。 病気になるということも辛いことです。 そして、誰もがいつか死にます。 まさに、生老病死です。 でも一方で、うれしいこと楽しいこと、幸せだなと 思うこともたくさんあります。 生きてても、老いても、病気になってもです。 それでは死ぬときも幸せだな、と思えるのだろうか、 と考えました。 私はまだ死んだことがないので、わかりません。 でも最近、人は生きたようにしか死ねないかな と少し思ったりします。 自分の生き方を探して、一生懸命自分らしく生きた人は きっと生きている間に幸せをたくさん見つけるだろうし、 死ぬときも、その幸せをいっぱい感じて死ぬのかなあ、と 思ったりしています。 結局、みんな幸せになるために生きれればいいなあ、と 夜桜を見ながら、ふと思いました。 私は、いつも自分に自信がないし、人生の半分くらい 生きてきたけれど、とても薄っぺらい人生だな、と思います。 もっと、優しくて強い人になれたら、 大変な状況になっている友人や、困っている後輩や、 疲れている先輩や、いろんな人の応援ができるのに 今は自分が生きるので精一杯です。 でも寒い寒い冬の中を耐えた桜のように、 硬い硬い樹皮の中に栄養分を蓄えて、 いつか思う存分、花を咲かせ、初々しい新緑の葉を 太陽に向けて広げられるように、 自分も今はひたすら我慢のときです。 私は病気になった、この3年と7ヶ月の間に、 新しい友人がたくさんできました。 世代もいろんな人で、自分の弱さもだめなところも 何でも言える素敵な友人です。 私はやっぱり幸せ者かもしれません。 素敵な人との出会いや思い出は、お金で買ったりできません。 見えない心でしか得ることのできない、宝物です。 私はまだまだ完治なんてしていないし、 不安定だし、強くもないけれど、この時を 大事に大事にして、いつか治ったら、もっと大きな心の 人になりたいなあ、と思った夜です。 明日はどんな一日になるかなあ。 素敵な一日になるといいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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