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カテゴリ:生活

どんどんいきましょう。

さて、さっきのブログで父が6時頃には仕事に出ていると

書きました。

父は、65歳から郵便局でアルバイトとして働くようになりました。

父の経歴は、非常に変わっていて、最初、岡三証券という

バブルも乗り越えた中堅証券会社、

次に、大正製薬、次に山之内製薬の系列会社、

そして、建設機器のレンタル会社、警備会社、

そして、今は郵便局と警備員として働いています。

 

父の職場の変遷は、パッと見ると落ちぶれたように

見えますが、そんなこともありません。

岡三証券の時は、証券と名の付く限り、口八丁手八丁で

営業するのが嫌なのと(我が家の苦手分野です)、

昔体の弱かった父には、大変仕事がきつかったので、

やめました。

大正製薬はなぜだかわかりません。

 

その後の山之内製薬の系列会社は、途中

経営統合などもあり、大変でしたが、それも残って

一番長く働きました。

ところが、やっぱり我が家の家系です。

父は、社長の金、女問題を発見してしまい、これは

後々大変なことになると感じました。

そこで、また真っ正面からいってしまうわけです。

当然、社長から直々のリストラにあいました。

 

この理由は、数年後あかされることになるのですが、

その後、警備会社で働くことになり、競艇場に行った時も

学校の夜警についていた時もありました。

お正月には、母と弟と3人で、小学校の塀を乗り越えて、

おせちをもって、警備の部屋でこたつに入り、紅白を見ながら

お正月を過ごしたこともありました。

父と弟は、夜の学校を回ります。

夜の学校は、大人になっても、やはりこわいです。

あれはなぜでしょう。

怪談話で学校が多いのもうなづけます。

 

そして元旦を迎えて、もう少しゆっくり家族で過ごして、と

思っていたら、珍しく学校の先生が、正月早々あらわれました。

ヤバイ!!

おせちを置いて、母と弟と私は、また塀を乗り越える

怪しげな姿で、小学校を逃げ去りました。

一番警備員が押さえないといけない輩です。

こういうとき、逃げ足が速いのは、バスケで実業団のキャプテンも

つとめた小さい母が、一番です。

とうてい追いつけません。

何とか、逃げ切り、家へとたどり着いたそんなお正月もありました。

 

ある年は、仕事がないまま、阪神大震災を迎えました。

家の全ての家具が倒れて、マンションの中から外が見え、

廊下の手すりがプラーンプラーンと垂れ下がっている具合で、

大阪では一番ひどいマンションとして、

テレビも見学者もたくさんやってきました。

扉も開かなくなったので、大きな木を横に倒して、

扉をなんとか開け続けられるようにしました。

 

断水に停電もあったので、トイレに行くのも大変だったのですが、

そんな風になっていたのは、うちのマンションだけで、

隣のマンションの人たちは普通に暮らしていました。

トイレは絶対にいるので、夜中に家族で、こそこそと

きれいなトイレのビルやホテルに入りこんだ時もありました。

 

父は、家具が倒れてきたのに当たって、

電気がつかないので、朝、光が差して、頭を見てみると、

後ろからピューと血が吹き出ていました。

こっちがフーと倒れそうになります。

プロレスラーみたいに血だらけで、病院に行きました。

いろんなことがあったものです。

 

そして、社長の不正を暴いた父は、数年後、山之内の東京本社の

創立何十周年かの式典に招待されました。

新幹線のチケット2枚つきです。

腹立たしさを押さえて、母と二人で、東京に行きました。

 

あの社長がいません。

父は思いきって、知人に聞きました。

定年直前に、金と女の問題が発覚し、首になったということでした。

 

父は翌日、扉を開けて叫びながら、帰ってきました。

「お父さんは、勝ったぞー!!」

しかし、父の苦労はまだまだ続きます。

いろいろ我が家もあったものです。

その続きは、またお昼に。

 

ドラマはすぐそこらに転がっています。

 






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Last updated  2007.04.09 10:59:06
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