人生はジェットコースター！！

昨日の夜は、倒れてしまった直前に行った場所に

車で行ってみました。

それよりも遠いところにも、よく行っていたのですが、

随分遠くて、よくこんなところに、あんな状態で、

いけたなあ、と不思議でした。

事故がなかっただけ、奇跡です。


昨日の夜も、寒くて、恋人たちが数人いただけでした。

そこで、ぼんやりしながら、私は不器用な人間だなあ、

と思っていました。

他の人みたいに、うまくやっていけないし、

随分それでも変わってしまったけれど、変に正義感が強くて、

でも案外自分はそんなきれいな人間でもなくて、

この時代の中で、生きるのは難しいことだなあ、と

ぼんやりまた思いました。


以前よりだいぶましになったけれど、潔癖ということです。

いろんな人が、それぞれに少しづつ幸せになれたらなあ、

と思う一方で、それを邪魔してるように見えるものに

とても怒りを覚えてしまいます。


こないだ、読売ウィークリーに小田和正さんのインタビューが

のっていました。

たった２ページのインタビューにもかかわらず、

とても内容が濃くて、私は小田さんが思っている通りの人で

やっぱり私に似ているところがあるなあ、と思いました。


自分は一生懸命、がんばる。そしてそれを他の人にも

知らず知らず押し付けようとして、プレッシャーを

与えてしまう。好き嫌いが激しい。

商業ベースにのるのが嫌で、自分たちのやりたい音楽だけを

やってきた。聞きたい人間が聞けばいい。

でも今は、わざわざ時間を割いてまで、聞いてくれる人に

何を残すことができるのだろうか、と思っている。


最後は、年齢を重ねてきたから言える言葉で、

私は、まだまだ人間として、未熟すぎる大人です。

幅がない、ということです。


幅がないから、おかしくなっちゃったんだよ、

と一生懸命がんばって倒れた直後に言われました。

とてもショックでした。


あれは平成１５年９月２６日、倒れていたけれど

どうしても大事な場所で、自分の持っているものを

全部出し切りました。

いろんな人から、あれで一気に雰囲気がごろっと

変わった、少人数でよくやってくれた、と言ってもらって、

とてもみんな喜んでくれて、その上、職場の全く違う部署の

人からも、ものすごくよかった、

とめったとないほめ言葉をもらいました。


その１ヶ月半後に、一番ほめてくれていた人から、

「幅がないから、おかしくなっちゃったんだよ」

と言われました。

そして、その人から、１１ヶ月前、退職勧告をもらいました。



私には、やっぱり幅がないのかもしれません。

不器用な生き方しかできません。

右手で全力投球しかできない人間です。


今は、投げることすらできなくなってしまいました。

それでも私はまだ生きています。

不器用だから、不器用なままに生きる覚悟もしようか

とも思います。

いろんなことを毎日決断しないといけないみたいです。



モモは、一週間前と同じで、またビートルズの代表曲です。

お昼ごはん前なので、あえて言いません。

やっぱりモモと私の精神状態は、同じなことが多いです。