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今日は、夕方頃から時間がたつのをとっても 遅く感じてきたので、減薬騒動のときに、 少し欠けた感じがあった奥歯(親知らず)を見てもらいに 歩いて2分の歯医者に行ってきました。 家族でお世話になっている歯医者さんです。
以前は、みんな行ってるのが恥ずかしくて、私だけ別の 歯医者さんに行っていたのですが、削るのがとにかく好きな 歯医者さんで、しかも助手のお姉さんをしょっちゅうものすごい怒鳴り声で 叱りつけるので、私が震え上がってしまって、行かなくなりました。 治療も、振る舞いもこわかった。
ということで、家族も通っていて、評判もいいので、 今日も近所の歯医者さんへ。 そこは4人ほどの先生がいて、担当制ですが、 今までお世話になっていた先生がいなくなっていました。 和歌山から来ていて、サーフィンやスキーで よくやけていて、駅で見かけると歯医者さんとわからない おにいちゃん先生でした。 治療は、わざわざ紙に書いて説明してくれるくらい、丁寧で、 しかも早いので、安心して任せていた先生です。
今回、担当の先生。 最初の段階で、不安に思うことはあったのですが、 任せるしかないもんね~、と思い直し、 レントゲンなんかも撮り、親知らずは虫歯もあるので 抜いたほうがよく、小さい可愛い歯ですから、 まあ簡単に抜けますよ、 ということで、抜いてもらうことになりました。
治療開始。1分後。 「困ったなあ。」 「・・・。」 「う~ん」 「・・・。」 「は~(ため息)。」 ・・・。 ・・・。 いつまでも自分で何とかしようとする先生は、危険。 「あ、そういうことか」とか治療中に言う先生は、危険すぎる。 悪戦苦闘の末。 一旦休憩。
10分後に、再開。 ひたすら悪戦苦闘が続きます。 口が切れそう、まだまだ終わりそうにない。 歯科衛生士のお姉さんが、「大丈夫ですか?」 「あ~、大丈夫ですよ。 ちょっと思っていたのと、違ったものですから」 まずい、ここまできて、まだ一人で解決しようとするのか。 前の先生なら、ちょっと難しそうだったら、 院長先生にすぐ言って、なんとかしてくれたのになあ。 更に、一旦休止。 先生は、隣の患者さんの治療に。 ・・・。 トイレに行きたくなってきたので、周りを見渡すと 血だらけのガーゼの数々。 こんなに血が出てるのかいな。ふぅ~。 しかもライトつきっぱなしで、まぶしい。 首にかかっていたタオルを顔にかけて、 横になっていました。 しばらくして、先生が気づき、ライトを消して、 タオルを戻して、そのまま隣の人の治療続行。 そうこうして、延々待っていたのですが、 頭はさがったままだし、随分長い間、口を治療し続けてきて、 疲れてきて、急に具合が悪くなってきました。 冷や汗も出てきて、貧血で倒れるときみたいに、 フゥ~となってきて、このままでは危ない。
「すみません・・。 い、いんちょう先生を・・・。」 ぎぶあっぷ。 これ以上我慢すると、ほんとに倒れてえらいことに なると、たまらず言いました。 そこで、初めて、えらいことになる、と気づいてくれて 院長先生を呼んでくれました。 「・・・で、あともうちょっとなんですが」 この期に及んでまだ言うか。 すぐに選手交代。 麻酔は2度追加されていましたが、あまりに時間が たったので、切れかけ。 3度目の麻酔をして、院長先生が、急いで治療を。 3、40分かかって、ようやく完了。
外は、明るい日差しがサンサン、という感じが、 すっかり、とっぷり暮れていました。 私は、くったり疲れました。 相当な血が流れ、止血前に鎮痛剤を飲み、 顔は歯医者さんを出る段階で腫れていて、 口裂け女みたいに、口の横も赤く切れて腫れ、 かなりのダメージを受けたのがわかりました。
帰ってきて、今日のお昼に行った父にも聞きました。 「お父さん、今日新しい担当の先生やった~? どうやった?」 「あの歯医者にしては、下手なほうやな。 かなり手間がかかって、お金もかかったで」 やっぱり・・・。 ということで、我が家では次回から院長先生にお願い することに決定。 理由もはっきりしてるから、わがままも聞いてくれるだろう。
それにしても、人生でこんなことが多い気がする。 最終的に、無事に抜いてもらったから、いいかあ。 あ~、こんなことなら、歯医者に行く前に いっぱいご飯を食べておけばよかった。 あ~、また食べれない~。
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Last updated
2007.07.27 22:13:28
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