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今日から、神戸三宮の目抜き通りにある、関西国際文化センターで 「大三国志展」が開幕しました。 待ちに待った展示で、5月3日の東京を皮切りに、 先月は北海道、そして今日から1ヶ月神戸で開催され、 その後、福岡、香川、愛知、群馬の順に巡回する予定です。 開催に間に合うように吉川英治の「三国志」(8巻)も 読み始めて、一気にはまって、6月に読み終えました~。
日本では、邪馬台国!卑弥呼!という時代に、 すでに中国では素晴らしい文化が花開いていたこと、 あらゆる知略と人材がひしめく群雄割拠の物語に やっぱりすごいスケールと歴史の国だと、 感銘を受けました。
そういえば、オリンピックの開幕式も、いろいろと言われてたけど、 紙、印刷、火薬、羅針盤、という人類の基盤の発明を 生み出したってことに、あらためてすごいなあと感動し、 「赤いコーリャン」以来好きなチャン・イーモウ監督の演出は、 何やかや言われたけど、色彩豊かでオリエンタルチックで、 とても素晴らしいなあと思いました。
漢字に、紙、筆、墨、建築技術、天文学、医学、宗教などなど、 日本文化と言われるもののルーツの大半は、 中国から来たんだなあとあらためて思い(遣唐使、遣隋使か!!)、 数千年の歴史に比べたら、日本が中国を追い越したように 思っているのは、たかだか数十年のことで、 恩ある国を勝手に乗っ取ろうとして、悪逆な振る舞いをした 歴史は忘れてはいけないなあと思ったりもします。 広島にアメリカの首脳が訪れないことが問題になるみたいに、 日本の首脳が中国の慰霊に行かなくて、 靖国神社だけに行けば問題になるのは同じかなあとも思いました。 (だからといって、中国が人権を奪う国であるという現状は、重大な問題!)
あれれ、話がそれましたが、 そんなこんなでやってきた「大三国志展」は、 200点余りの出展物の内、中国全土から国宝(国家一級文物)が53点も 出展され(国宝が国外に出ることはほとんどないので)、 日本だけでなく、中国本土でもこれほどの規模で 三国志だけを扱った展示はなかったらしく、話題になっているようです。 すでに40万人近くの人がご覧になって大好評のようで、 今日は開幕式+内覧会に、職場の上司たちは後援者としての応対、 若い人は役員として行ってしまったので、 非常に人が少なく風通しのいい職場でした・笑。
またこの「大三国志展」については、 書いてみようと思います。 ちなみに、私は「趙雲子龍」が一番好きです。渋い・笑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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