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カテゴリ:箪笥のなかみ
祖母が作ってくれたおとぎ袋ですが、母にたずねて
いろいろときいてみました。 先日ご紹介した「ねずみ」などは、残り布を使って いるのだけれど、あとのものは、手芸用品店の絹を 作品にあわせて購入していたそうです。 当時でも、このあたりでは、梅田の阪急百貨店でし か手に入らなくて、よく、祖母が購入に行ってたそ うです。 あの、はなびらの、しんには、和紙を入れてあるそ うです。 花とエビの型紙は、NHKの雑誌に載ってたもので、 私も、記憶にあります。あとのものは、祖母の感覚で。。。 「で、ああいうのって、型紙さえあったら、作れる?」 と、きいてみたら、 「むり。」 とのことでした。。。 「やっぱり」 和裁ができて、うぅ~~んと、時間のある人ぐらいで しょ。と。 私が、京都の通りで、目にしたのは、花ひとつが、 4500円という値段でした。でも、あの花たちを、祖母 は公民館祭りに向けて、毎年、30個ほど用意して、 俳画展に来てくれた子どもたちにお土産に分けてました。 「みんな、喜んでたわ。かわいい♪って」 て、満足げでした。 家にも、コロコロありましたが、家にあったのは、自 分が気に入らなかった、デキのよくなかったものばっ かりで。。。^^; 私のは、持たせてくれるために、作ってくれてたので、 もちろん、サイコウのものだと思います。次の年には、 体調を崩して亡くなってしまったので、あの花たちが 最後の作品ですし。 母も、2年ほど前、京都で、「金魚」のおとぎ袋を 買ってきたそうです。でも、化繊なので、とっても安 かったそうです。「でも、かわいいよ。」 「金魚」のおとぎ袋もかわいいでしょうね! さて、そろそろ、ご紹介しているおとぎ袋も、後半戦 になってきました。まだ、お見せしていない分も出て きましたので、お楽しみに! なかなか、おもうような写真にできないのですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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