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カテゴリ:本
この3日間「シートン」の世界に浸っていた。幸せ。 先日山ほど買ってきた本の中の「ユリイカ」の文化 人類学者の西江雅之さんの「岩の上のフルート吹き」 を読んで、「シートン動物記」が読みたくなった。 はて?「ファーブル昆虫記」はそろってあるものの、 シートンのは、あったっけ? Maridoに尋ねてみた ら、 「シートン動物記」そのものは、ないけど、「シー トン」のことを書いた「シートン」は、あるで。と、 渡してくれた。 これが、ものすごく、ヨカッタ! もう、トマラナイ。 自分の幼い頃の動物体験も脳裏をよぎっていく。 子どもたちが幼かった時、ツタヤで借りてきて、 見尽くした「シートン動物記」。とりわけ、心に 残った「オオカミ王ロボとブランカ」。 今は、失われてしまった、ネーティブアメリカン と、大自然との豊かな生活。自分でたてたティピ ーの中で寝てみたい。小さな、ささやかな火をみ んなで輪になって、長い長いハナシをしたい。 年かさの人から、長い長いハナシをききたい。 一番、驚いたことは、 白人たちがやって来るまでの、ネイティブアメリ カンと野生動物たちだけの世界だったとき。。。 ヤセイドウブツハ、ニンゲンヲ、コワガラナカッタ! ニゲタリシナカッタ。 なかには、好奇心のため、偵察に近寄ってくるも のさえあった。 これには、びっくりしました。 ええええ! ほんとぉおおおお! 楽天にはないけど、「インディアンの言葉」中沢新一 の17ページ スー・オグララ族の首長、 ルーサー・スタンディング・ベアーの言葉 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー わしらには、大地は優しく、寛大だった。わしらは、 そこに、「大いなる神秘」の恩恵にみたされながら、 生きている。そういう大地が「野蛮」になってしまっ たのは、東部から毛深い人間どもがやって来て、気違 いじみた乱暴さで、わしらやわしらの愛する家族に、 不正を重ねてからのことだ。 そのとき以来、彼らが近づくと、森の動物たちも、 こそこそと尻尾を巻いて、逃げだした。わしらの土地 が、「野蛮な西部」などと呼ばれるようになったのは、 その頃からのことなのだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 野生動物の本当の姿というのは、こういうものだった んだ。。。今まで、知らなかったのだけど、みなさん、 ご存じでした? 知らなかったのは、わたしだけ? ネイティブアメリカン関係の本が読みたかったら、 家に、いっぱいある。。。Marido、ちょっとオタク。 でも、この写真。。。 すごくないですか? 目がうるうるしてしまいます。。。 「それでもあなたの道を行け」ジョセフ・ブルチャック 中沢新一・石川雄午訳 p123 Navajo Boy 今度、「リトル・トリー」読んでみよう。 子どもに「すごくよかった!お母さんもう読んだ?」 って、言われてたのに、まだ、よんでない。。書庫 のどこかにあるはず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/15 10:45:49 PM
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