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カテゴリ:本
藤原伊織さんの「テロリストのパラソル」の中で、
「翌二十日、入試中止の正式な最終決定がラジオで 流れた。全面撤退の方針が確認されたのは、、、」 (角川文庫h.19.5.25 発行 p.97) 小説の中で、フィクションと、ノンフィクションが 入り交じってはいるのだけれど、2008.12.26日朝日 「惜別」の元東大総長、民法学者の加藤一郎さんの 記事がちょうどその状況にあたるのでは? 「安田講堂に学生らが立てこもった事件では、学生側 を説得できず、機動隊の学内導入を決断した。政府の 判断で、69年3月の東大入試は初めて中止となった」 当時、加藤氏は46歳だったとのこと。 米カリフォ ルニア大から東大に戻り、68年に法学部長へ。「法学 部長から数ヶ月で、総長代行、さらに総長となった。」 「荒れる大学で、自ら学生の説得にあたった。黒かっ た髪は、一ヶ月で真っ白になった」とのこと。 学生側も、大学側も、大変だったんだなぁ。。。 当時対峙していた人たちの、学生側の人が先に逝って 大学側の人が後に逝った構図ですが。。。ふと、目に とまった記事から、読んだ小説のことを思い出して、 ひっぱり出したりして過ごしました。 雨のいちにち。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/03/22 07:27:18 PM
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