|
カテゴリ:ことば
古い新聞記事の切り抜きが出てきた。
「天声人語」の何年だか書いてなくて、2月9日とだけ 書き込んでます。私の字で。。。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・・・ プロボクシングの元世界チャンピオン、ガッツ 石松さんは、中学を卒業して二日後にボクサーを目指し て栃木から上京した。 本当は進学したかったが、貧しくてかなわなかった。 道路工事現場で働く母とは、仕事先で分かれた。 泥まみれの顔で母は泣いていた。 その黒い涙に、少年は 「世間に勝ってやる」と心に誓う。 八年後、東洋チャンピオンになった。その年、東京の 路上で、弟が八人組にからまれて袋だたきにあった。 知らせで駆けつけた石松さんは、八人をノックアウト してしまう。 二日間、留置場で考えた。 母の涙や上京の志のこと。当時、タイトルはとったが 食えず、気持ちが荒れていた。 「ボクシングも一人前でないのに、何ができる」。 それで迷いが消えた。からまれても言葉さえ返せない 無抵抗を貫き、世界の王座につく。 ・・・・・ 一人前とは、持っている力に振り回されない、という ことだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以上、改行してます) 日本人だからとか、外国育ちだからとか、そういう問題 ではないんだよなぁ~~と、この古い記事を読んでさき の朝青龍のことを思い出したりした。 かれが、ガッツ石松さんみたいな人と知り合えていたなら 結果は違ってたのかなぁ~。 それとも、頂点にたつのが早すぎて、やり直しの機会が なかったのか。 心に残った記事など、切り抜いておいておくクセがある。 それもたまりにたまって、ものすごい量になってる。 仕方ない、 この切り抜きもゴミ箱の中に。。。きっと忘れてしまう のだろうな。こんな記事を切り抜いてあったことなんか もすっかり忘れてたんだから。 とにかくブログにちょこっとのせておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ことば] カテゴリの最新記事
|
|