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カテゴリ:本
太田治子さんの「明るいほうへ」(金子みすゞ)の朗読、
心にしみました。 昨日の番組は、テープにとっておいたので、とても ラッキーなことでした。 ストリーミングもないようです。 ラジオ拝聴後、いろいろ調べてみました。下世話 なことだけど、やっぱり、あの!太宰治氏 の愛人だった、太田治子さんのお顔も拝見したいし。。 我が書庫に、ありました。 デアゴスティーニジャパン「歴史を作った先人たち」 ー日本の100人 番外編No12 太宰治 母静子さんと治子さんです。美しいお母さまですね! 「斜陽」は、この静子さんの日記をもとに書かれたも のらしいです。 さて、番組の中でもおっしゃっていた、治子さんの こころのよりどころとなった現物のお写真です。 「この子は私の 可愛い子で 父を いつでも誇って すこやかに育つ ことを念じて居(ひらがな) る 」 さて、先週、わたしは、村上春樹氏の「浜辺のカフカ」 を読んだところでした。「強さ」についてのことが、 書かれていました。 「僕の求めているものは、勝ったり負けたりする強さ じゃないんです。外からの力をはねつけるための壁 がほしいわけでもない。 僕がほしいのは外からやってくる力を受けて、それ に耐えるための力です。不公平さや不運や悲しみや 誤解や無理解ーそういうものごとに静かに耐えてい くための強さでです。」 そして、太宰氏の「斜陽」には 「私は生き残って、思う事をしとげるために世間と争 って行こう」 真っ向勝負して、だめだったら散るしかないような生 き方ですね。そういった生き方、今の時代には、しん どいでしょうね。命がいくらあっても足りません。^^; 一見、弱いような強さのように身受けられますが、実は 村上氏の「強さ」でもって生き抜くほうが、しんどいよ うに思います。常に涙をたたえながら。。。 だから、本当に強さが必要なのは、どっちなのか? なんてことを思ったりしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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