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カテゴリ:本
何日かかかって、2冊の本を読みました。時代時代
をあわせてざっと読みました。 どちらも、 五つ星でした。 たとえば、 「読むだけで~」p.160--------------------------------------- 「武田信玄の無敵を誇る騎馬軍団に対し、織田徳川連合軍 (ただし実質は徳川軍。信長は出陣していない)が現在 の静岡県浜松付近での三方原の戦いに敗れてしまうんだ。 ちなみにこのときに家康は敗走しているけれど、その折、 馬上にアレ(大きい方)をもらしてしまったといわれて いるよ。 信長はこの勢いに乗る信玄のあいてをしなければならな い羽目に陥るところだったのだけれど、なんと信玄が病 気になり武田軍は引き上げる。 信玄は道中で病死してしまうよ。信長はとてもラッキー だったといえるね。」 -------------------------------------------------------- と、あるところは、 「病が語る日本史」p.123------------------------------------- 「。。信玄が亡くなったのは三方ヶ原の戦いからの帰路の 途中、まだ五十三歳のときであった。 。。刑部で正月を迎えたあと、不意に西への進軍をやめ て、北に向かった。 このとき信玄はすでに馬に乗ることができず、台上に座 って、これを担がせていた。 おそらく胃隔の症状がひどくなっていたにちがいない。 信玄の病が思いがけず、早く進行していたのである。 信玄は急いで甲府の館に帰るため、三河設楽群の山地を 通り、信州伊那群をへて甲州に帰る近道を進んだ。 しかし、設楽の山中で昏睡状態になり、伊那の駒場につ いた四月十二日に、崩れるように亡くなった。病気の進 行がかなり早いこと、「隔の煩い」という記事から信玄 の死因は胃ガンを診断した。 戦国の争乱で度重なる危機を乗り越えた智将信玄も病に は勝てなかった。」 -------------------------------------------------------- ほほぉ~~~、な~~るほど。。。 と、いう具合です. 文章の調子が、「読むだけで~」と、「病が~」とが、随 分違ってますが、それぞれ、ひきこまれるリズムがあって、 2冊を読み合わせている間至福の時を過ごしました。 補足ですが、 「読むだけで~」の引用のふたつめのまとまり、 「馬上にアレ」の部分の、アレは、もちろん「うんこ」あ るいは、大便ですな。 磯田道史さんの朝日新聞の「歴史ごよみ」には、 「1572年、徳川家康は三方ヶ原合戦で武田信玄に大敗。 命からがら浜松城に逃げ込んだ。みじめであった。 生来、臆病な彼は恐怖のあまり脱糞していたのである。 恥ずかしくてだれにもいえない。家康は召し抱えていた 能楽師・観世大夫をひそかによび、これを打ち明けた。 観世は優しい。。。」 と、あります。。話は、すべてつながり、よりあい、ま た、とめどもなく広がっていくばかりでありまして。 今日のところは、ここまでで、また、次の読書に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/05/19 02:20:44 PM
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