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この日のレッスン最後の1品は、セアダス。 先月のレッスンではこれをお教室でも再現してご紹介しましたが、皆さんいかがでしたか? 同じく先月のレッスンでご紹介した、パーネ フラッタウとともに、サルデーニャではまってしまったお料理です。 先月は、モッツァレッラを利用して作りましたが、本来は、プリモサーレと呼ばれるペコリーノチーズ(羊のチーズ)を使います。 このチーズはPrimo sale 最初のお塩ってことでしょうか?本来何度か塩をしながら熟成させることなく、ちょこっと塩したフレッシュな状態で食べる絶品チーズです。 どこでも食べられるわけではないので、サルデーニャやシチリア、南イタリアを旅した際は是非気をつけて探してみてくださいね。 そのまま食べるとちょっとキュッ キュッとして、フレッシュな羊のミルクの味がします。 これを、少量の水、レモンの皮と一緒に火にかけて溶かし、平らにして伸ばします。 それを生地に包んで揚げて蜂蜜たーっぷりかけて食べるのがセアダスなのですが・・・ 事件発生・・・・・ この日は、このプリモサーレは地元のスーパーで購入のもの。 なんと、チーズは溶けず、ぼろぼろの状態に・・・・ 『こんなことないのに・・・きっとチーズに何か混ぜてるに違いない!やっぱりチーズは信頼できるパストーレ(羊飼い)から買うべきね!』 と 先生のカルメラ。 イタリアもいろんな食の事情があるんですね。
↓こちらが プリモ サーレ
出来上がりのセアダスは熱々のうちにお好みの蜂蜜をかけて・・・ アスフォデロ(南ヨーロッパのユリ科の植物)、ミッレフィオーレ(いろんなお花)、コルベッツォロ(西洋ヤマモモ)と、サルデーニャは蜂蜜も有名ですが、私はコルベッツォロという、なんともほろ苦い蜂蜜が気に入ってしまいました。 なんか、後引くんですよね。
サルデーニャは本当に面白いパスタが沢山あります。 これは、おまけで出してくれた クルルジョネス。 なんともかわいらしい形をしていますが、中身はリコッタ、ほうれん草のオーソドックスなラビオリです。
カルメラのレッスンはもう1日! お楽しみに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.07 13:45:25
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