2010年 NO.14 サルデーニャ カリアリ隠れ家トラットリア
心の片隅には常に『私って、2010年中にサルデーニャのブログ終わるかしら・・・』と思いながらすごしているのですが、一気に涼しくなり、『食欲の秋』がやってきて、俄然やる気が出てきましたので、旅行記に戻らせていただきます。 カリアリにある、サンベネデットの市場をあとに、何とかおじいさまの助けを得て、コーディネーターさんの藤田さんと再会できた私は、藤田さんおすすめの、カリアリよりすこし離れたところにある、『riatorante tipico Pani e Casu』というところにやってきました。これは知ってないと絶対にいけないような、小さな看板が道に慎ましやかに出ているだけ。その看板を頼りに小道に入ると、かわいらしい一軒やが。中に入ると、私の興奮する感じの素敵なサルデーニャの内装。イタリアの人たちって、本当に自分たちのルーツ、文化をみんな誇りに思ってますよね。店の名前、 Pani e casuは パンとチーズ 『郷土料理レストラン パンとチーズ』なんてうきうきする名前なんでしょう。残念ながら、なぜか、なぜかここで私のカメラさんが機嫌を損ね、動かなくなってしまい、お店の素敵な写真を撮ることができませんでした。お店のオーナーの息子さんらしき、アーティストで、哲学者で、音楽家だという、ピエールパオロさんは、『中国製なんだろ??』と私が日本人ということもわかっていて、自分の彼女が中国人ということも紹介した上で、しかられました。そして、お店を飾ってある、アバンギャルドな絵(もちろん全てピエールがかいたものです。)なぜか全て、『made in china』とサインされています。まくし立てるように話しかけては、突然ピアノを弾き始めたりと、ちょっと変わったピエールにおもてなしされながらのお食事。でも、パンもチーズも、パスタもとてもおいしかったです。もし、また、カリアリに行くことがあったら、是非また訪れたいと思っています。↓ イタリアでは、場合によって、韓国料理のように、席につくととりあえず、前菜がだーっと一通り席に運ばれてくるスタイルのときがあります。大体、本気でこれを食べるともうおなかいっぱいなのですが、この後に、プリモとセコンドのオーダーを取りに来ます。 ↓この木の板でスライスのハムやチーズを出すのが、サルデーニャのスタイル。 ↓携帯撮影のため、見にくいですがお許しを・・・時期が遅かったため、もう食べられないかと思っていたアーティチョーク。サルデーニャのアーティチョークは小ぶりで、とげが多いのですが、その分香り豊かで強い味がします。おいしい!! ↓今日のラザニア。中にはシンプルに、ほうれん草とリコッタが入っていました。サルデーニャのトマトソースはとてもさっぱり。酸味が程よく利いていて、暑いサルデーニャにはぴったりです。 このあとには、デザートにサルデーニャのお菓子たち&パッシート(デザートワイン)が出てきました。大満足のランチです。 Ristorante tipicopani e casuVia Dell'acqua Bella,1-09030 Elmas(ca)