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カテゴリ:支援員のお仕事
金曜日の放課後の職員室は、子供たちを送り帰してホ~ッと安堵の息がもれます。
わたくしめも、新米ながら1年から3年までのお子様たちと日々すごしてきて、 お子様の性格や友達関係まで目に入ってくるため、 玄関での溜まった姿や、廊下でのかけっこの後ろに潜むものなど、 「家政婦は見ていた!」ばりに見るようにしています。 今日は3年生が1時間だけ、あとは1年生だったため、 比較的落ち着いてアスペ系の小熊ちゃんたちを見ることができました。 まず、3年生の小熊ちゃんは算数問題。 問題が筆算に入っているので苦手意識がはいって中々算数をする気になりません。 ずーと、クワガタの卵が何処に・・・と、ぶつぶつ自分ワールドに入り込んでいます。 今は算数の時間だから、少しでも問題を解こうと話しかけると、 問題が多すぎる~と拒否の姿勢です。 では、A君が10問の中から選んで、それだけしようよ。 と、はなすと、納得したらしく2番と7番を選びました。 筆算の式を支援のわたしが書くと、サササ~とあっと言う間に2問解いてしまい、 パタンと、ノートを閉じました。 以前はみんなと一緒にしたいということで、みんな早すぎる~。 まだ、終わらないで~とパニックになっていたのですが、 今日は、自分の分をしたから終わってよいと納得したのでしょうか。 それから1年生の小熊ちゃんのところに・・・・・。 この2,3日、かんしゃくがよく出ていたので、 なるべくそうならないようにしたいと思い、 C君が休み時間にこだわっているのでちゃんと遊べる様に誘導する。 もともと、なんでもできるお子様なので、指示が通ればやることは早い。 今日はプールにも入れてご機嫌よし。 図工の時間、家族の笑顔の時を書きましょうという課題。 「描けないよ。見ないと描けない。」 はっきり描けないと断定しています。 じゃあ、写真見てならかける?と、聞くと、「わからない~」とにっこり。 担任の先生が同じ学校に在籍しているきょうだいの写真を、 デジカメでとってきてプリントしてくれた。 上手く描けなくて恥ずかしいなぁ~といいながら、 写実的なタッチで線描する。 描き出すと、集中して描いてしまう。お見事。 もともと絵が好きなのでヨッシーワールドの花やポケモン等は夢中で描いている。 途中でもう次のお勉強が始まりますよ。ということが不満で、 また、色鉛筆をガシャンガシャンと2度ほど打ち付けるが、 こくごの勉強が始まりますよ。 時間が来ましたよ。で、ひどくならずに治めてくれる。 今日はパニックにならずに終わる事ができた~。 ホッとする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.27 17:27:47
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