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お父さんから教えてもらった炭焼き
お父さんはそのお父さんから そのお父さんはそのそのお父さんから 代々続いた炭焼き業 手も顔も真っ黒 手は節だらけ 皺だらけ その皺の深さが 仕事の厳しさ 炭は売るために数里離れた 店に卸していた昔 統制品で、取締りが厳しかった時代 山村では 黙々と焼き続けた その煙は二酸化炭素 煙の通貨道は 樹木の葉の色が濃い 二酸化炭素は人には害でも 樹木には栄養素 日本の量販店は 中国から東南アジアから 輸入してバーベキュー テレビで報道で煽り捲くり 一気にブームに そして奈落へ でも炭焼きはやめない そこに生活があるから そこに樹木とのふれあいがあるから そこに生活があるから。 私はしばらく老人を待った 一時間、二時間 現れなかった でも新しい製炭用の木材が 炭焼きは山村の文化財 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年03月06日 15時00分16秒
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