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2019年04月11日
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カテゴリ:子供資料室

歴史の中の子供たち かごめ かごめ

 

隣りどうしの子どもと両手を組みあわせて寵の形をつくり、

そのなかに一人の子どもを入れてかがませる。

かごめ かごめ

   かごのなかの鳥は

いついつ出やる

   夜明けの晩に

つるとかめがすべった

 

と歌いながら廻り、なかの子どもに

 

   うしろの正面だあれ

 

といって、名まえをあてさせる。

誰しも子どものころに遊んだ経験をもっているだろう。

 この童謡遊戯、輪遊びの一種である。『守貞漫稿』によると、

京坂地方では、

中々ノ小坊主 ナンデ背ガヒクイ

   祝ノ日ニエビクッテ、ソレデ背ガヒクイ

   ヒク(低)キァ立テ見ヤ

と歌ったという。また、江戸では、つぎのように唱えている。

 

マワリノ マワリノ小仏 何デ背ガ低イナ

   祝ノ日ニ  トトクッテ ソレデ背ガ低イナ

 

遊び方も、図のようにまわりの子どもらがかが(屈)み、

なかの子どもが立ったり、この反対の形になる場合もあったようだ。

いずれにしても、地蔵遊びと同系統の遊びで、

仏遊ばせ 神あそばせ が、もとの姿であったとされている。

「かごめ」とは「かがめ」が変形したものだという。








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最終更新日  2021年04月26日 16時29分17秒
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