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幕末維新の主役 青山 貞(あおやま てい) 引用資料 歴史読本臨時増刊号 76-12 幕末維新人物総覧 文政九年、越前福井で生まれる。幼名は治六、のち小三郎と称す。 二十五石五人扶持の下級武士の子に生まれたが、晩年は貴族院議員になり男爵になった。 福井藩主松平慶永、茂昭に仕えて東奔西走したが、 慶応三年の維新政府には福井藩から推されて参与となる。 わずか数カ月で辞任したが、そのあと京都府判事に任命され能吏ぷりを発揮した。 明治四年岩鼻県知事になり、 前橋、高崎など、七県を合併した群馬県の知事となったが、 県庁を高崎から前橋に移転した。 明治十七年元老院議官、同十九年秋田県令となる。六十歳を過ぎていたが県内各地を巡視。硬骨漢ぶりを発揮する。 二十三年貴族院議員。明治三十一年没。六十六才。(青園謙三郎氏著) 日にめでし我が撫子をながむれば ますらたけをも涙こぽるる 内田万之助 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月26日 16時25分19秒
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