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2019年04月17日
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カテゴリ:山口素堂資料室

素堂 『蘆分舟』入集。不角編。素翁序(素堂)

  五月あめ晴過る比蘆分舟をさしよせて、
  江の扉たゝく人有。この舟や難波の春
  を始めて玉江のあしの夏狩りものせて
  是をおもしとせず。尚しほれ戸のから
  びたるも一ふしあるはそれすてめや。
  しばしかたらひて手をわかつとき
   鳩の巣や帰る目路成芦のひま      素堂   
   春もはや山吹しろく苣苦し        々   

  『蘆分舟』

 四季別の冊をわけ、連句・発句を配し、冬の巻末に自己の四季句を披露した  撰集。
 不角

 寛文二年(1662)生、~宝暦三年(1753)歿。年九十二才。
 立羽氏

江戸の書肆。十三才で不卜に入門。天和三年(1683)刊の『誹諧題林一句』に入集以後活躍し、元禄三年より「前句付」の月次興行を開始、宝永三年(1706)には高点集を刊行して確固たる地位を築き、享保十五年(1730)には法印となる。
   空せみは元の裸に戻りけり (『うつ蝉』)

 *素堂 八月刊、『句兄弟』発句一入集。其角編。
  洛陽の花終りける頃
 亦これより若葉一見成にけり  素堂

 『句兄弟』

沾徳跋。上巻は発句合。中巻は肅山との両吟歌仙。下巻は紀行句と諸家発句を収める。
 
 * 素堂 『名月集』発句一入集。心桂編。
 うますぎぬ心や月の十三夜    素堂

 

 『名月集』

 巻頭に心桂の二夜の月の序文と浪化の発句を一対の句文のように置き、

次に名月・後の月の発句二十三句と心桂の月の三物を配す。云々

 *  素堂 『芳里袋』発句一入集。友鴎編。素堂、序を草す。
  朝がほ盛久し
 朝がほハ去年の垣に盛哉    素堂
 素堂……曾良宛書簡(妻の死)
  御無事ニ御務被成候哉、其後便も不承候、
  野子儀妻ニ離申候而、当月( )ハ忌中ニ
  而引籠罷候。







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最終更新日  2021年04月25日 11時39分19秒
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