カテゴリ:山口素堂資料室
素堂・芭蕉・其角の三幅一対の真蹟画賛。 《註》 粛山子のもとめ、画は探雪なり。琴ト笙ト太鼓ト賛のぞまれしに 松山藩家老、久松粛山子(其角の弟子)の需めに応じて、狩野探雪の描く、 笙琴・太鼓の絵に加えた賛で、 この一幅は小林一茶が寛政七年(1795)の九州旅行の際に四国の松山で見る。 〔素堂余話〕 素堂と一茶 『寛政日記』 一茶 魚文かたに、素堂、芭蕉翁、其角の三幅對のあれば、訪ふて拜す。 「仮名口決」は無題筌の遺稿に編者が便宜上さう呼んでゐるのであるが、 この書は素堂隠士から北窓翁竹阿に傳ったといふ 「文字餘口決」及び「文字反シ口決」を一茶が筆寫し, 例歌例句を挙げて補説したものである。例へば、万葉集東歌の、 ガノ反シグト也、 其グレヲ反セバケト也、 是ニテ二重反シテ云。云々。 此書従素堂隠士北窓翁 翁堂三世也 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月25日 11時35分35秒
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