カテゴリ:山口素堂資料室
素堂 連俳睦百韻 …寺町百庵序文中 安永七年(1778)十二月刊。素堂に関する記述箇所 抑々素堂の鼻祖を尋るに、 其の始め河毛(蒲生)氏郷の家臣山口勘助良佞(後呼佞翁)町家に下る。 山口素仙堂太郎兵衛信章、名来雪。其ノ後素仙堂の仙の字を省き素堂と呼ぶ。 其の弟に世を譲り、後の太郎兵衛、後法躰して友哲と云ふ。 後ち桑村三右衛門に売り渡し侘屋に及ぶ。 其の弟三男山口才助訥言、林家の門人、尾州摂津守侯の儒臣、 其の子清助素安、兄弟数多くあれ皆死す。 其の子幸之助、侘名片岡氏を継ぐ。云々 《筆者註》 序文を書いた寺町百庵は素堂の家系にあるという。(『俳文学大辞典』百庵の項)百庵は素堂の孫素安から「素堂号」の譲渡を持ちかけられたが断わり、佐々木来雪が「素堂号」を継承する。(三世)そのことは百庵の『毫の秋』に詳しく書かれている。 (享保二十年「素堂没・享保元年)」に素堂亭及び山口素安を確認できる。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月21日 17時49分59秒
コメント(0) | コメントを書く
[山口素堂資料室] カテゴリの最新記事
|
|